猫が好き
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2匹の保護猫と家族に 仕事に追われていた飼い主に猫が教えてくれた大切なこと

偶然にも「保護猫の日」に2匹を迎え入れ、「猫を飼う」という長年の夢を叶えることに
18歳のときに最愛の愛猫が亡くなってからは、新しい猫を飼う気持ちにはなかなかなれなかったそうですが、「結婚したら猫を飼おう、猫好きな人と結婚しよう」という思いを抱くように。
そして結婚した飼い主さんは、2019年5月に猫の保護活動をしている人からの紹介で、ほのちゃん・ぼのくんと出会ったのです。
「初めて会ったときは生後2、3カ月程でとにかく小さくて可愛い印象でした。初対面でビクビクしてしまうコもいるなか、警戒心ゼロで接してくれたのが嬉しくて、このコたちを迎えることに決めました」
「初めてお家にやって来たときも、すんなり馴染んでいる様子を見てとても安心したのを覚えています。ちなみにお家に迎えたのは、偶然にも5月25日の『保護猫の日』なんです。嬉しいご縁だなと感じています」
ほのぼの兄妹のおかげで癒しと笑いの日々
どうやらほのちゃんは、自分の可愛さを熟知しているようで…飼い主さんはいつも翻弄されっぱなしなのだとか(笑)
「じつは、ぼのは当初迎え入れる予定ではなかったのですが、『ほのと仲良し兄妹なのでよかったら一緒に迎えませんか?』と保護された方に提案されて。それがきっかけで、ほのとぼの2匹を迎えることにしたんです」
「今では、ぼのなしでの生活が考えられないほど、我が家に癒しと笑いを与えてくれる大切で愛おしい存在です。あのとき提案していただいて本当に良かったなと、しみじみと感じています。
ときどきジャイアン化して、ほののごはんを横取りしたりもしますが、基本的には穏やかで優しいお兄ちゃんです。そんなぼのをほのも慕っているようで、2匹でじゃれたり毛づくろいをし合ったりする微笑ましい関係ですね」
ほのぼの兄妹と暮らし、時間をゆったり過ごすことの大切さを実感
それが2匹と一緒に暮らし始めてからは、日常の小さなことにも喜びを感じられるようになり、時間をゆったり過ごすことの大切さを実感するようになったといいます。
「ほのぼのと暮らしていて特に幸せを感じるのは、無防備にスヤスヤと眠る姿を眺めているときでしょうか。保護猫出身のふたりにとって、我が家が安心して眠れる場所であることがとても嬉しいです。
それと、どんなときでもそばにいてくれるところにもすごく支えられているなと感じます。嬉しいときも悲しいときも、彼らが変わらず上機嫌でいてくれることにとても癒されています」
「ほのぼの、我が家に来てくれてどうもありがとう。いつも変わらない愛情を伝えてくれてありがとう。 ほのぼののおかげで毎日が楽しくて幸せです。これからもたくさん遊ぼうね! 大好きだよ!」
取材・文/雨宮カイ
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