猫と暮らす
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面倒くさがったり嫉妬したり 人みたいな気持ちは猫にもあるの?
今回は、「あきらめる」「後悔する」「恥ずかしい」などの複雑な感情が猫にあるのかどうかを、動物看護師の小野寺温先生に伺いました。
猫も「あきらめる」?
爪切りなどのお手入れが心底嫌なのなら、回避できるまで全力で抵抗をするはず。しかし、今までの経験から「じっとしていればすぐに終わる」と学習していた場合は、抵抗をあきらめておとなしくすることがあるのです。
猫も「面倒くさい」?
飼い主さんが、愛猫とコミュニケーションを取ろうと声をかけたとき、尻尾の先を振ることはありませんか?それは、猫があまり乗り気ではなく、「聞こえているよ、面倒だなぁ」という気持ちが表れていると考えられます。
猫も「嫉妬する」?
しかし、「ほかの猫と仲良くしないで!」など、人のような複雑な嫉妬心はないようです。
猫も「後悔する」?
ただ、叱られるとわかっているのにテーブルに乗ってしまったときなど、瞬間的に「しまった!」と感じることはあるようなので、後悔に近い気持ちはあるといえるでしょう。
猫も「恥ずかしい」?
ジャンプに失敗したときなどに、横腹を舐めるしぐさをするときがありますが、これは恥ずかしがっているのではなく、心の動揺を落ち着かせるためにしていると考えられます。
参考/「ねこのきもち」2022年8月号『喜怒哀楽に嫉妬や感謝… 専門家が判定します 猫にある?ない?この気持ち』
文/東里奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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