1. トップ
  2. 猫と暮らす
  3. 生態
  4. 生態・行動
  5. 寝言・いびき・おねしょ 猫が寝ているときにする行動・しない行動は

猫と暮らす

UP DATE

寝言・いびき・おねしょ 猫が寝ているときにする行動・しない行動は

人は寝ているときに寝言をいったり、いびきをかいたりすることがありますが、猫も同じような行動をするのでしょうか? 今回は、猫が寝ているときにする行動・しない行動について、ねこのきもち獣医師相談室の山口みき先生に伺いました。

猫が寝ているときにする行動・しない行動は?

寝言をいうミケ猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――寝言・いびき・おねしょのなかで、猫が寝ているときにする行動・しない行動はありますか?

山口先生:
「寝言は病気でなくても見られる行動です。レム睡眠時に見る夢によるものと考えられています。一方、おねしょは正常時には見られません。加齢や体の衰弱、尿量が多いときなどに見られやすいと思います。
いびきは、短頭種など鼻から喉の構造が狭い猫や、鼻炎や咽頭炎を起こしている猫に見られます」

猫が寝ているときにする行動への対応方法

前足を伸ばして寝るサバトラ猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――猫が寝ているときにする行動について、飼い主さんはどのような対応をすべきでしょうか?

山口先生:
「寝言は猫が夢を見ているときにする行動なので、とくに何もせず放っておいていいでしょう。いびきについては、飼っている猫が短頭種などで、日常的に見られる場合は様子見でいいと思いますが、ふだんは見られず、数日続く場合は動物病院の受診を検討してください。

おねしょは通常では見られませんので、食欲や元気があるかなど猫の状態も含めて判断し、受診を検討したほうがいいでしょう。加齢や衰弱が原因でおねしょが見られる場合は、おむつを着用し、皮膚炎を起こしたり、体が冷えたりしないよう対策してください」

ふだん見られない行動が続く場合は動物病院を受診しよう

床で寝るエキゾチックショートヘア
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
寝言もいびきもおねしょも、どれも猫が寝ているときにすることはありうるようですが、加齢や体の衰弱が原因で起こるおねしょや、鼻炎や咽頭炎が原因で起こるいびきのように、通常時には見られない行動もなかにはあります。

ふだんはしないのに、急におねしょやいびきが続くようになったなどの異変が見られる場合は、早めに動物病院を受診しましょう。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・山口みき先生)
取材・文/宮下早希
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年10月時点の情報です。
CATEGORY   猫と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

人気テーマ

あわせて読みたい!
「猫と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る