猫と暮らす
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寝言・いびき・おねしょ 猫が寝ているときにする行動・しない行動は
猫が寝ているときにする行動・しない行動は?
山口先生:
「寝言は病気でなくても見られる行動です。レム睡眠時に見る夢によるものと考えられています。一方、おねしょは正常時には見られません。加齢や体の衰弱、尿量が多いときなどに見られやすいと思います。
いびきは、短頭種など鼻から喉の構造が狭い猫や、鼻炎や咽頭炎を起こしている猫に見られます」
猫が寝ているときにする行動への対応方法
山口先生:
「寝言は猫が夢を見ているときにする行動なので、とくに何もせず放っておいていいでしょう。いびきについては、飼っている猫が短頭種などで、日常的に見られる場合は様子見でいいと思いますが、ふだんは見られず、数日続く場合は動物病院の受診を検討してください。
おねしょは通常では見られませんので、食欲や元気があるかなど猫の状態も含めて判断し、受診を検討したほうがいいでしょう。加齢や衰弱が原因でおねしょが見られる場合は、おむつを着用し、皮膚炎を起こしたり、体が冷えたりしないよう対策してください」
ふだん見られない行動が続く場合は動物病院を受診しよう
ふだんはしないのに、急におねしょやいびきが続くようになったなどの異変が見られる場合は、早めに動物病院を受診しましょう。
取材・文/宮下早希
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年10月時点の情報です。
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