猫と暮らす
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なぜ私たちは猫といるとこんなに幸せなの?ふれあいがもたらす幸福の理由
猫とふれあったときに感じる感情の正体と人の体に起こる変化について、近年の研究結果を帝京科学大学助教の永澤巧先生に教えてもらいます。
ふれあいでオキシトシンが分泌!母性愛に似た感情を感じている
こうした絆の形成は、人と猫の間でも起こることがわかっていて、とくに身体的なふれあいをするときに、両者のオキシトシンが分泌されるという研究結果も。猫と交流するときの愛しくて幸せな気持ちは、母親が赤ちゃんに対して感じる気持ちに近いのかもしれません。
オキシトシンの分泌がストレス緩和にも影響を!
生きていくうえでストレスはつきものですが、猫とふれあうことでストレスが和らぐようです。
人の健康にも影響を?近年の研究からわかったこと
猫を飼っている人は気分が安定しやすい傾向がある
分析の結果、ペットがそばにいる時間帯はネガティブな感情が相対的に少なく、ペットと遊ぶなど積極的に交流しているときほどポジティブな感情が高まるということがわかりました。猫は人の情緒的な健康にも影響を与えているようです。
高齢者の認知機能低下を抑える?
全対象者の平均年齢は75歳で、ペットの内訳は犬56%、猫25%、犬猫両方15%など。猫と犬の飼い主さんどちらにも、ペットへの愛着が高い人ほど実行機能も高いという結果がでました。猫の存在が、実行機能の老化を抑止しているかもしれません。
高齢者の心臓疾患による死亡リスクが低い
これはアメリカにおける20年間の健康追跡調査を分析したもの。被験者4435人のうち猫を飼ったことがある人(2435人)は、生涯を通じて猫を飼ったことがない人と比較すると、心筋梗塞などの心血管疾患の死亡リスクが低いということがわかりました。
猫の存在が、病気の予防に一役買っているのかもしれません。
参考/「ねこのきもち」2026年2月号『科学的な研究結果から、考えてみました。なぜ私たちは、猫といるとこんなにも幸せなのか?』
文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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