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かけるべきはここ! 愛猫のためのお金の使い方と、読者のリアル節約術

最近の物価高で、愛猫のために「どこにお金をかけ、どこを節約するか」は悩みどころ。今回はモノカどうぶつ病院院長の小林清佳先生に、お金のかけどころについて教えていただきました。飼い主さんのリアル節約術もご紹介します。

お金のかけどころ 1. 病気・健康に関わるお金

サイベリアン コハクくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
「猫のために、ここはケチらないで」
と話す小林先生に、愛猫の健康を守るために優先したいお金の使い方を、健康診断と、病気の治療や検査の2つに分けて教えていただきました。

健康診断

――健康診断にお金をかけるべき理由を教えてください。

小林先生:
「猫は痛みを隠そうとする性質があるからこそ、定期的な検査がとても重要です」

――健康診断の頻度やオプション検査について教えてください。

小林先生:
「成猫では年に1回、シニア猫は半年に1回程度が一般的ですが、猫の性質などによっても適切な頻度は異なるので、かかりつけ医と相談しましょう。また、シニア期に入ったときなどに一度オプション検査を受けてみて、今後の検査の種類や頻度を改めて相談してみるのもいいでしょう」

病気の治療や検査

――愛猫が病気になったとき、治療や検査にかかる費用について出費を気にしてしまうかもしれません。どう考えるとよいでしょうか?


小林先生:

「独断で薬の量や通院頻度を減らすと、病気の悪化の原因に。できれば獣医師の提案通りに治療を進めたいところです」

――金銭的にどうしても厳しい場合は、どうしたらよいでしょうか?

小林先生:

「どうしても厳しい場合は、かかりつけ医に相談してみましょう。治療を『続ける』ことを第一に考えた方針を提案してもらえるかもしれません」

お金のかけどころ 2. ふだんの暮らしのお金

ベンガル レオくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

フード

――フード選びは、どんな点をしっかり考えればいいでしょうか?


小林先生:
「食事は猫の健康にも直結します。フードを選ぶときは、愛猫の体質や好みに合うかどうかを重視してください」

――購入のしかたで気をつけたいことはありますか?

小林先生:
「酸化や、猫が突然飽きてしまう可能性も考えると、割高にはなりますが個包装のものがおすすめです。災害時用に最低1カ月分のストックは確保したいですが、賞味期限内に消費しきれる量に収めましょう」

トイレ用品

――トイレ用品に関して、優先したいお金のかけどころはどこでしょうか?


小林先生:
「トイレ環境が悪いと、猫が排泄を我慢してしまうことがあります。シーツはこまめに交換し、トイレ砂も継ぎ足し続けるだけでなく、月に1度は全量交換しましょう」

――砂やトイレ容器は、高価なものを選んだほうがよいですか?


小林先生:
「製品自体は、猫が好むなら高価なものでなくてOKです。それよりも、『頻繁に交換する』というお金の使い方が重要です。トイレ容器も、ニオイが消えないなど古くなったら買い替えを検討しましょう」

電気代

――日々の電気代の中で、猫のために優先してお金を使いたい部分はどこでしょうか?

小林先生:
「電気代の中でも、猫のためにとくに気を使いたいのが冷房や暖房です。夏は熱中症予防のために冷房は必須。猫が快適に感じる28~30℃前後・湿度は40~60%前後を保つのが理想です。冬場にエアコンの温風が苦手な猫には、パネルヒーターやペット用ヒーターなどを使うのも一案です。事故には配慮しつつ、人の留守時もなるべく温度・湿度管理ができるといいでしょう」

飼い主さんの節約術 1. ポイント率が高いときにまとめ買い

アメリカンショートヘア みーちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――飼い主さんから「トイレ砂やフードは、ポイント率が高いときにまとめ買いする」という声がありました。こうした節約はおすすめできますか?


小林先生:
「消耗品だからこそのワザですね! ただしフードは賞味期限があるので、食べきれる量かどうかには注意してください」

飼い主さんの節約術 2. 飼い主のお古を再利用

MIXキジトラ 七菜ちゃん
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――飼い主さんのなかには、「着なくなった服を猫ベッドとして使う」「飼い主が使っていた枕を猫ベッドとして再利用する」というかたもいました。

小林先生:
「どちらも飼い主さんのお古を再利用した例ですね。飼い主さんのニオイが付いているからこそ、むしろ新品よりも気に入ってくれやすいかもしれません。誤食の危険がある小さな部品は取り外し、猫がよくいる場所に置いてみてください」
愛猫の健康と快適な暮らしを守るために、お金の「かけどころ」と「抑えどころ」を分けて、無理なく続けられる使い方を考えてみましょう。
お話を伺った先生/小林清佳先生(モノカどうぶつ病院院長)
参考/「ねこのきもち」2026年5月号『正しく見極めたい 愛猫のためのお金の使い方』
文/仲田陽子
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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