猫と暮らす
UP DATE
気づいたら移動している猫、居場所を変える背景と飼い主さんができることを獣医師が解説
猫が居場所を変える理由や、飼い主さんが整えたい環境などについて、ねこのきもち獣医師相談室の山口みき先生に伺いました。
移動は、猫なりの快適さ選び
暑い季節には、風通しのよい場所やひんやりした床、熱がこもりにくい場所へ移動して過ごすことがあります。
飼い主さんから見ると落ち着かないように見えても、移動先で体を伸ばしたり休んだりしているなら、涼しさを求めて居場所を選んでいるといえます。
廊下や玄関、床の上を選ぶには理由がある
夏によく見られる体を長く伸ばす猫の姿や、お腹を上に向けるような寝方も、暑さをしのぐ行動として見られることがあります。
くつろぐ場所が日によって変わるのは、時間帯や室温、風の通り方に合わせて、猫が自分で調整しているからかもしれません。
エアコンの部屋だけがくつろぐのに適した場所とは限らない
飼い主さんが快適だと感じる部屋でも、猫にとっては風が直接当たる、冷えすぎる、落ち着きにくいなどの理由で別の場所へ移ることがあるでしょう。
エアコンの設定温度だけでなく、風の向きや風量、猫が休める場所の位置もあわせて見直すとよいでしょう。
ひんやりスポットは、猫が選びやすい場所に用意する
ただし、猫が必ずその場所を使うとは限らないため、ふだんよく過ごす場所の近くや、風通しのよい場所など、猫が選びやすい位置に置くことがポイントです。
最初からくつろぐ場所をひとつに決めず、複数の候補を用意しておくと、猫が気分や暑さに合わせて移動しやすくなります。
高い場所を好む猫、床に寝そべるのが好きな猫など、過ごし方には個体差があるため、普段の様子を手がかりにするとよいでしょう。
猫にとって移動しやすく、暑さを避けられる環境に
暑い日には、直射日光が入る窓のカーテンを閉める、エアコンで室温を管理する、涼める場所を開放しておくなどの対策を組み合わせましょう。
移動先で呼吸が荒い、ぐったりしている、普段と違う様子がある場合は注意が必要ですが、落ち着いて休めているなら、自分に合う場所を選んでいるとして見守ってもいいでしょう。
みなさんの愛猫もよく居場所を変えますか?
文/ねこのきもちWeb編集室
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
UP DATE