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愛猫の健康長寿のために “触れる”スキンシップで体の状態をチェックしよう

日々の愛猫とのコミュニケーションで取り入れたいのが、“体に触れる”ことによるスキンシップ。やさしく触れ、心を通わせながら、愛猫の状態をしっかりチェックすることで気付ける異変もあります。

そこで今回は、猫の体に触れるスキンシップのチェックポイントと、考えられる病気やトラブルについて、獣医師の小林清佳先生に教えていただきました。

チェックポイント(1)手触り

なでてもらう日本ネコ
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
被毛の長さや量などによっても、手触りは違うもの。愛猫ならではの手触りを感じながら触れ合いましょう。

いつもよりベタついている場合は、内分泌疾患や脂漏性皮膚炎、アトピー・アレルギー性皮膚炎など、皮膚・被毛や全身の代謝に関わる病気の可能性が。また、しこりやかさぶた、毛束がある場合は皮膚疾患や外傷、腫瘤などの可能性が考えられます。

チェックポイント(2)触れたときの反応

飼い主さんの手を握るマンチカン
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
スキンシップが大好きなコもいれば、苦手なコもいます。愛猫のタイプに合わせて、反応を見ながら触れ合いましょう。

スキンシップをいつもより嫌がる場合は、関節炎や外傷、内臓疾患、心疾患や呼吸器疾患など、痛みや不快感を伴う病気の可能性が考えられます。

チェックポイント(3)お腹のやわらかさ

ヘソ天をするミヌエット
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
お腹を触られるのは苦手なコも多いのですが、嫌がらなければ膝の上で抱っこするときなどに、さりげなくなでてみましょう。

触ってみて硬く張っている場合は、便秘症や腸の不調、尿道閉塞などの可能性が感がられます。また、いつもよりタプタプしているときは、子宮蓄膿症(メスのみ)や腹水がたまる病気のほか、肥満が疑われるケースも。

チェックポイント(4)体温

抱っこされるおこげちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
比較的体温を感じやすい場所は、お腹や脇の下。そっと手のひらを密着させて、愛猫のぬくもりを感じましょう。

その際、いつもより体温が高いときは、ウイルスや細菌などによる感染症、炎症を伴う病気(肝炎、すい炎、肺炎など)、熱中症、ワクチンアレルギーなどの可能性が。ただし、興奮しているときや運動のあとなどは、いつもより体温が高く感じられることも。一時的であれば問題ありません。

一方、いつもより体温が低い場合は、腎臓病など、循環不全や代謝の低下が引き起こされる病気の可能性が考えられます。
愛猫が「いつもと違う」ことへの気付きが、病気やケガの早期発見につながります。そのためには、日々の触れ合い(スキンシップ)のなかで、愛猫の「いつもの状態」を知っておくことが大切。愛猫の健康を守るためにも、たくさんスキンシップを取ってくださいね。
お話を伺った先生/小林清佳先生(モノカどうぶつ病院院長)
参考/「ねこのきもち」2026年2月号『猫の日記念1 日々「見て」「触れて」こそ気付ける異変もあるから。愛猫の健康長寿TOUCH&WATCH』
文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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