猫と暮らす
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【調査】来客や生活の変化で猫の体調・行動が変わるのはなぜ? 受診の目安と対策を獣医師が解説
【調査】生活環境が変わったあと、愛猫の体調や行動に変化はあった?
その結果、約4割の飼い主さんが「来客や生活の変化があったあと、愛猫の体調や行動に変化が出たことがある」と回答しました。
【体験談】来客や引っ越し、家族構成の変化で見られた愛猫の変化
来客があったとき
- 「来客があると、帰宅後に嘔吐をしたり、しばらく隠れて出てこなかったり、ニオイの確認をしたりします」
- 「来客があったとき、初めての人だと隅っこに隠れて出てこない」
- 「来客時、車の音だけで隠れて出てこない。帰ってから10分は出てこない。その後、ゆっくり様子を見ながら出て来ます」
- 「客が帰れば通常に戻るが、来たとき、いる間はとにかく姿を消すことに必死。抱っこをさせようものなら、全力で逃げていくことが判明したので、客の前には出さない」
- 「来客が泊まっていったときに、ストルバイト結石が再発してしまいました。かなりのストレス状態で緊張してしまい、かわいそうなことをしてしまいました。それ以来、お客様のお泊りは理由を話し、お断りさせていただいてます」
- 「久しぶりの来客で、すぐにカーテンの裏に隠れて出てきませんでした。お客様が帰ったあと、カーテンから何度かチラチラと見て、いないことを確認したら私のところへ走って来て、普段以上の甘えっぷりをしてきました」
引っ越しをしたとき
- 「引越しをしたあとにウンチが緩くなりました。2、3日したら落ち着いたのか元に戻りました」
- 「引越しのあと、風邪のような症状が出ました。ストレス溜まったのかなと思いました」
- 「引越し直後にトイレで排泄せず、人間用の洗面所のシンクにウンチをしていた」
- 「元々よく鳴くコでしたが、引っ越したあとは夜になると大きな声で鳴いたり、起こしにきたりするようになりました。声をかけたり少しかまうと落ち着きます」
- 「引越しで新居に来たとき、部屋の隅のテレビの裏に隠れたがっていた。数カ月続き、普通に戻りましたが、ストレスで食べ過ぎたのでしょう、激太りしました」
家族構成が変化したとき
- 「新しい子猫を迎えると、先住猫ちゃんが食欲がなくなるのですが、1週間ぐらいで元に戻ります」
- 「新しく2匹目のコを迎えたとき、先住猫が今までシャーなんて全然しなかったのに、ものすごい警戒してシャーが止まりませんでした。その後もベッドの下の奥に隠れて、しばらく出てこなかったです」
- 「大好きなお姉ちゃんが家を出たら、今まで私にはしてくれなかった指吸いやふみふみをしてくれるようになりました。そして、とても甘えん坊になりました」
ほかにも、こんなエピソードが
- 「ペットホテルで1泊中にトリミングをおねがいしたら、帰宅後の夜に下痢嘔吐。食欲もなくなり、下痢嘔吐が数日続いたため、動物病院で点滴してもらいました。環境の変化がストレスになると考え、数時間の外出のトリミングも以降とりやめにしました。自宅で1泊のお留守番するくらいは、まったく問題なく過ごせています」
- 「大きな地震のあと、しばらく隠れて出てこなかった」
- 「近所で家の建て替え工事の騒音が続いた際に、隠れることが多くなりました。騒音がなくなると、徐々にもとの愛猫に戻りました」
- 「玄関のチャイムが鳴ると、体を小さくして緊張した顔になります」
【獣医師解説】来客や生活環境の変化が猫の心身に影響する理由
こうした変化には、猫のどのような心身の状態が関係しているのでしょうか。ねこのきもち獣医師相談室の山口みき先生に聞きました。
「来客や生活の変化によって猫の体調や行動に変化が見られるのは、不安によるストレスが原因と考えられます。
来客の場合は自分の縄張りに侵入されること、引っ越しの場合は環境が変わることがストレスになります。いずれも、猫にとっては大きな負担です。
不安によるストレスによって、嘔吐や下痢、食欲不振のほか、隠れる、トイレ以外で排泄する、大きな声で鳴く、威嚇する、甘え方が変わるといった変化が見られることがあります。
とくに、嘔吐や下痢、食欲不振、トイレ以外での排泄が見られる場合は、ストレスが高い状態だと言えます」
猫に変化が見られたときの対応と受診の目安
「来客や生活環境が変わったあと、愛猫の体調や行動に異変が見られた場合は、次のように対応しましょう。
・オヤツや好きなゴハンを置いておく
・フェロモン製剤を使用する
食欲不振や嘔吐、下痢の症状が続く場合は、動物病院を受診してください」
飼い主さんが日頃からできる工夫や予防策は
「来客によって愛猫に食欲不振や嘔吐などの体調不良が見られる場合は、来客を控えてもらったほうが安心です。
そのほかの様子が見られる場合も、基本的には来客を控えてもらうことをおすすめします。もし来客を受け入れる場合は、愛猫には別の部屋やケージで過ごしてもらい、来客と接触しないようにしましょう。ケージで過ごしてもらう場合は、来客の姿が見えないよう、タオルなどをかけておきます。
また、お客さんには事情を説明し、できるだけ静かに過ごしてもらいましょう。あらかじめフェロモン製剤を使用しておくと、不安を軽減したり、安心感を高める効果が期待できます」
ねこのきもちWEB MAGAZINE『来客・生活変化後の猫の体調に関するアンケート』
※アンケートは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2026年7月時点の情報です。
取材・文/雨宮カイ
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