猫と暮らす
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猫たちがまったりできるスペースがいっぱい vol.1【いぬねこ宅の幸せスタイル】
vol.1 猫たちがまったりできるスペースがいっぱい
ハチくん&サビコちゃん宅の間取り図
昭和な家を居心地よくアレンジして
扉を開けると、最初に目に飛び込んでくるのは、犬や猫モチーフのオブジェやフレームの数々。北欧の有名な陶芸家の作品もあれば、自分のショップで扱っている作家さんや好きなイラストレーターの絵画作品まで、ギャラリーの壁面のようにセンスよくディスプレイされています。
「ここに引っ越してくるまでは団地に暮らしていたんですよ。2010年の暮れぐらいにショップの在庫置き場用の部屋も確保できる住まいを探していて、不動産情報サイトを検索していたら、この家の情報を見つけて。仕事場のある経堂まで20分ぐらいだし、車なら5分ぐらい。スペース的にも十分なゆとりがあるし、いい家と巡り合えたなぁと思って」
ハチ割れな上に犬っぽいから「ハチ」
「このコは、ハチ。顔がハチ割れだから、末広がりで縁起がいいということでハチという名前になりました。それに子猫のときから家猫だから、人懐っこくて走って飛んで来たりして、ちょっと犬っぽいところもあったから。もう1匹のサビコはまったく人に懐かないので、正反対なんですよ」
ハチくんはいろいろな偶然が重なって、カマタさんの元にやって来ました。
「ハチの前に『くる』という黒白のオス猫を飼っていたんですが、4才で心臓病で亡くなってしまって。その前日に友人から『猫を保護したのでどう?』と言われていたんですが、うちにはくるがいるから、って断っていたんです。ところが、その翌日にくるが星になり……。そのコがハチと同じような黒白のオス猫だったので、なんだか縁を感じて、そのまま飼うことにしたんです」
実は犬のほうが好きな小林さん
「結婚する前から、『ああ、猫飼っているんだぁ』と思いながら見ていたんだけど、いざ一緒に暮らしてみると、猫をどう扱っていいのかわからなくって。犬と違って呼んでも来ないし、仕事から帰っても玄関まで迎えに来てくれないし。実家で飼っていた犬にしたように、がーっと抱っこしたくても嫌がるし」
「そのときは1階を犬のスペース、2階を猫のスペースと分けて預かって。2週間ぐらいの間、家に帰ればキャンキャン出迎えてくれるし、『お帰りなさーい!』と言わんばかりに戯れてくるのが嬉しくて、『そうそう、これがほしかった~!』って」
だからまだ猫派とは言い切れない、と言いながらも、ハチくんと戯れる姿はとっても嬉しそうでした。
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