猫と暮らす
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猫の室内飼いはかわいそう?考え方や工夫のポイントを専門家に聞いた
今回は、室内飼いは本当にかわいそうなのか、考え方や工夫のポイントなどについて、ねこのきもち獣医師相談室の山口みき先生に伺いました。
室内飼いは不幸とは限らない
室内飼いは、こうした危険から猫を守る選択肢のひとつと考えられています。安全な環境で安定した食事や休息を確保できることは、猫にとって大きな安心材料となります。
また、猫は一度外を経験してしまうと、再び出ようとして逃走事故につながるリスクが高い動物です。一度でも出してしまうと、そのリスクを背負わせることになります。
じっと外を見つめる理由
猫は自分の縄張りの高い場所から、下を見下ろして周囲を観察することを好む動物です。外を見ている行動が必ずしも外に出たいという強い欲求を示しているわけではありません。
むしろ、安全な室内から外を観察することを楽しんでいるのでしょう。
注意したいストレスサイン
① 外に出たがって強く鳴き続ける
② 玄関から飛び出そうとする
③ 室内で落ち着きがない
④ 家具での爪とぎが増える
⑤ 過剰な毛づくろいが見られる
このよう場合は、猫が楽しめる環境を作ったり、遊びの時間を増やすなどして、猫が適度に発散できるようにしてください。また、逃走のリスクが高いため、戸締りなどはしっかり行うよう予防策も忘れずにしましょう。
それでも解決しない場合は、動物病院に相談してみましょう。
飼い主さんができる工夫
また、狩りを模した遊びを取り入れることで、本能的な欲求を満たす助けになります。毎日短時間でも集中して遊ぶ時間を確保することが、心身の安定につながるといわれています。ノーズワークなどの頭を使った遊びを取り入れてもいいでしょう。
室内飼いはかわいそうではありません。安全と安心を守る大切な選択です。環境を整え、愛情を注いでいれば、室内でも十分に満たされた生活は可能と考えられています。
愛猫の様子を見守りながら、自信をもって日常を重ねていきたいですね。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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