猫と暮らす
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7割以上の猫は水にぬれるのが苦手⁉ いったいなぜ?→獣医師に聞いた
今回ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、ぬれるのを嫌がる猫に関するアンケートを実施し、飼い主さんにお話を伺いました。この記事では、その調査内容をご紹介するとともに、猫がぬれるのを嫌がる・嫌がらない理由などについて、ねこのきもち獣医師相談室の山口みき先生に解説していただきます。
愛猫は水にぬれるのを嫌がる?
「はい」と回答した飼い主さんのエピソード
体を洗うときにものすごく嫌がったとき
- 「小さい頃、下痢をしたのでお尻を洗ったら、とても嫌がり大変でした」
- 「足が汚れたのでタライにお湯を張って洗おうとしたら、ブルブル震えて嫌がっていました。結局ぬれタオルでキレイにしましたが、それ以来シャンプーは諦めました」
- 「長毛なので、どうしても取れないうんちはシャワーで洗うのですが、風呂場の中を逃げ回ります」など
アクシデントで少しぬれるだけでも嫌がったとき
- 「食器洗いをしているときに水が飛んでしまい、猛ダッシュで逃げて行きました」
- 「お風呂場に一緒に入って来て、風呂フタのお湯がかかってしまい、慌てて逃げたことがあります」
- 「家事をしていて水がちょっとかかったら素早く逃げて行ったり、浴室に入ってシャワーを使うと急に出て行きたがったりします」など
こんなエピソードも
- 「水にぬれるのが嫌なくせに、毎回お風呂についてきます。でも、シャワーを浴びると水飛沫が飛んでくるので、嫌がってお風呂を出ます」
- 「まだうちに来てすぐの頃、私がお風呂にいると近づいてきたが、湯船に浸かっている姿を見て『何でオカンが大量の水の中に座ってるんや』という感じでショックを受け、後ずさりして出て行った」など
「いいえ」と回答した飼い主さんのエピソード
- 「走り回って床に置いてある水入れを蹴飛ばし、ひっくり返してビショぬれになっても平気そうなので、ぬれるの平気なのかな」
- 「飲み水を前足でピチャピチャと遊ぶし、植物の水やりのときに霧吹きで水をやっていても近くに寄ってきて、霧がかかっても気にしていない」
- 「お風呂に入っているときに扉を開けてみたら、床がぬれているのに平気で入ってくる。キッチンのシンクに入ったり、洗面台にはまったりするのが好きです」など
【獣医師解説】猫がぬれるのを嫌がる・嫌がらない理由とは
山口先生:
「猫はきれい好きなので、被毛に何かが付着することを好みません。また、もともと砂漠出身の動物なので、水が身近にある生活をしていないことも理由のひとつと考えられます」
――少数派ではありますが、ぬれるのを嫌がらない猫もいるようです。どのような理由が考えられますか。
山口先生:
「前述したとおり、もともと猫は水を苦手とする傾向がありますが、その程度には個体差があるのでしょう。
例えば、比較的苦手意識が低く、かつ好奇心旺盛な猫であった場合、その好奇心から自ら水に触れてみようと思うかもしれません。そして、それが楽しい経験だった場合、猫は『水は楽しいもの』と学習し、その後もぬれることを嫌がらなくなるでしょう。
このように、もともとの苦手意識の低さに、水との楽しい経験が加わることで、水にぬれることがさらに好きになる猫もいるのかもしれません」
取材・文/長谷部サチ
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2026年4月時点の情報です。
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