猫と暮らす
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猫がおしりを高く上げるのはなぜ?理由と触れ方を獣医師が解説
今回は、猫がおしりを高く上げる理由や、触れてよいタイミングの見極めなどについて、ねこのきもち獣医師相談室の原先生に伺いました。
おしりを上げるのは心地よさや親しみの表れ
普段の生活の中で、穏やかな表情でゆっくりしているときに見られるなら、安心しているサインとして受け止められるでしょう。
「おしりを上げた=どこでも自由に触ってOK」ではない
特に、しっぽの付け根まわりや腰付近は反応が大きく出やすい一方、長く続くと嫌がる猫もいますし、いっさい触られたくない猫もいます。おしりを上げた直後にしっぽを強く振る、耳が後ろに向く、体がこわばる、振り返って手を見にくるなどの変化があれば、触り方や時間が合っていない可能性があります。
喜んでいるように見えても、猫が出している小さなサインを見逃さないことが大切です。
心配しなくてよいケースと注意が必要なケースの見分け方
注意が必要なのは、触れていないのに腰を落とさずそわそわする、急に触られるのを嫌がるようになった、背中や腰を触ると強く怒る、歩き方がぎこちない、元気や食欲が落ちるなど、普段と違う変化が重なるときです。猫の様子に違和感が続く場合は、早めに動物病院で相談すると安心です。
触れるときに気持ちを尊重するコツ
①まずは頭や頬、あご下など触られやすい場所から始め、猫の表情と体の力を確認する
②背中から腰に移るときは力を入れすぎず、短時間で区切る
③しっぽを強く振る、耳が伏せ気味になる、体がこわばるなどが出たらすぐ手を止める
④触るのが苦手な日は無理に続けず、声かけや見守りに切り替える
⑤触れ合いのあとに遊びや落ち着ける時間を用意し、良い記憶で終える
おしりを上げるしぐさは、飼い主に対する信頼のサインのひとつです。猫が見せるサインを理解しながら、無理のないスキンシップを心がけましょう。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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