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深夜に始まる愛猫の「夜中の運動会」 やめさせたいと思うのはダメ?

寝ついたばかりの深夜、突然ドタドタと走り回る音に驚いて目が覚めた経験はありませんか? 愛猫が部屋を全力疾走するいわゆる夜中の運動会に、「どうにかやめさせたい」と悩む飼い主さんもいるでしょう。

深夜に愛猫が活発になる理由や対処法などについて、ねこのきもち獣医師相談室の山口みき先生に伺いました。

“夜中の運動会”はなぜ起こる?

コタ  MIX ミケ
ねこ のきもち 投稿 写真 ギャラリー
静まり返った深夜に、急にスイッチが入ったように愛猫が走り回る姿はめずらしくありません。

猫はもともと獲物の目が利きづらい、薄暗い時間帯に活動する性質があります。また、日中に活動量が少ない場合は体力が余っていることも。これらの要因が、夜間の大運動会につながることがあります。

飼い主さんには困りごとでも、猫にとっては自然なリズムの一部である可能性があります。

止めようとすると興奮を高めてしまうことも

こはく  換気をしていた屋根裏に
ねこ のきもち 投稿 写真 ギャラリー
猫が走り回るたびに飼い主さんが大きな声で注意したり、追いかけて止めようとしたりすると、その反応が刺激となり、より興奮を高めてしまいます。さらには飼い主さんの反応欲しさに、より行動が強化されてしまうことがあります。

まずは、なぜその時間帯に元気になるのかを見直すことが大切といえるでしょう。

心配しなくてよいケースと注意したいケース

 タルト  MIX 茶×白 自動給餌器に体当たり!
ねこ のきもち 投稿 写真 ギャラリー
基本的に、元気に走り回り、食欲や排せつに変化がないときは大きな問題でないことが多いと考えられます。

①走ったあとは落ち着いて眠る
②日中は穏やかに過ごしている
③体調に変化がない

このような場合は、猫の本能的な行動の可能性が高いでしょう。日の出が早くなる春先に目立つようになる場合もあります。

一方で、
①突然鳴き続ける
②落ち着きがなく歩き回る様子が続く
③高齢で行動の変化が目立つ

といった場合には、体調不良や加齢による身体の変化が関係している可能性もあります。気になる様子が続くときは、動物病院に相談することをおすすめします。

深夜の活動を少しでも和らげるためにできること

キト  マンチカール キャットウォークをDIYでつけました
ねこ のきもち 投稿 写真 ギャラリー
深夜の活動を少しでも和らげるために、次のような工夫が役立つことがあります。

①日中に遊びの時間を増やす
②一人遊びできるおもちゃや空間を充実させる
③ごはんの時間を遅らせる

興奮による行動は、発散できていないときや空腹時に起こりやすいため、日中に発散の機会を増やすことや、ごはんの時間を遅らせることで軽減することがあります。

夜中の大運動会は、人にとっては困った行動かもしれませんが、猫にとっては本能的な行動です。猫に止めさせるのが難しいケースもありますので、飼い主さんが快適な睡眠をとれるような環境調整を優先したほうがいいかもしれません。
文/ねこのきもちWeb編集室 監修/いぬ・ねこのきもち獣医師相談室
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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