猫と暮らす
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「愛猫が添い寝してくれない…嫌われてるの?」 飼い主の疑問に専門家の見解は
添い寝する猫・しない猫には、どのような違いがあるのでしょうか? 気になる疑問をねこのきもち獣医師相談室の先生に聞いてみることに!
猫が添い寝をしてくる心理
「猫は本来、警戒心の強い動物なので、なるべく誰にも知られないような場所で寝ますが、なかには飼い主さんと一緒に寝たがるコもいますね。そういう猫は甘えん坊なタイプで、かつ飼い主さんとの信頼関係が深いといえます」
「そうですね。猫が添い寝をしたがるのは、飼い主さんのそばで安心して眠りたいという心理が考えられます。もし愛猫が添い寝してきたら、優しく撫でてあげたり、声をかけてあげると喜ぶと思いますよ。
あとは、寒いときだけ添い寝をしてくる猫もいます。飼い主さんと一緒に寝て、あたたまりたいという気持ちがあると考えられますね」
「飼い主さんと一緒に寝たい!」の猫のサイン
「よく見られる添い寝をしたいサインとしては…
- 飼い主さんをじーっと見つめる
- 飼い主さんの後をトコトコとついて歩く
- 飼い主さんに向かって鳴いてアピールする
より信頼度が高い猫の寝方3つ
「そうですね。飼い主さんへの信頼度が高い猫の寝方には、次の3つがあります。
- 寝るときに飼い主さんの顔の近くで寝る
- 飼い主さんの布団の中に入って寝る
- お尻をそっとくっつけて寝る
布団の中に入ってくるのは、飼い主さんへの警戒心が少なく、寄り添っていたい気持ちが強い証拠ですね。
お尻をくっつけてくる行為は、猫は安心できる相手にしかお尻を向けないので、信頼されているといえるでしょう」
「愛猫が添い寝してくれない…嫌われてるの?」 獣医師の見解は
「日頃から信頼関係が築けているのに添い寝をしてくれないという場合は、たとえば暑いから一緒にいたくないときもあります。布団よりも寝心地がいい場所があれば、猫はそこを選ぶでしょう。
猫によっては、くっつかなくても近くにいること、同じ部屋にいることを好むこともあります。猫は犬よりも動物的で、状況が快・不快かのほうに意識が向いています。たとえば、眠くなかったり、こっそりイタズラしたいときも、一緒に寝ないでしょうね」
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
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