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家猫が外の世界の刺激を感じる「窓辺」の環境づくりを専門家が解説!安全対策も紹介

猫にとって窓辺は、自然を五感で体感できる場所。外からくる刺激が猫の欲求を満たし、ストレス軽減と健康増進に役立ちます。今回は、一級建築士で愛玩動物看護師のいしまるあきこ先生と、哺乳動物学者の今泉忠明先生の監修のもと、窓辺の環境づくりを解説します。

猫は空の下でいろんなことを体感している

アメリカンショートヘアのトムくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫は空の下でいろんなことを体感しています。日光の暖かさや雨の冷たさ、風の向きや強さを肌で感じ、動体視力に優れた目は30メートル先の蝶の動きをとらえることも。

人よりも広域の音を聞きとれる聴覚で、風の音や鳥のさえずり、小さな虫の羽音を聞き分けて状況を把握しています。また、人の約10万倍ともいわれる嗅覚で、嗅いだニオイの中に危険なものがないかを瞬時に分析し、判断しています。この嗅覚は、味覚とあわせて、ものを食べて生きていくうえで大切な働きをしているのです。

窓辺の環境づくり 飼い主さんにできる工夫とは?

ブリティッシュショートヘアのきくちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
家の中にいながら外を体感させるためには、窓を開けたり、窓辺に猫の居場所をつくったりするのが一番です。安全な居場所をつくって猫の五感を刺激しましょう。

開放する窓には脱走防止策を

窓を開放するなら、猫が脱走しないように柵やネットの設置をおすすめします。柵は縦格子のものを選ぶと、猫がよじ登りにくくなるでしょう。柵を選ぶときは、猫の顔よりも狭い幅の、約3cmを目安にすると脱走を防ぎやすくなります。

また、簡易ロックを利用して窓の開口幅を制限する方法もありますが、その場合も隙間は3cmを目安にしましょう。それでも、開放された部分からさまざまな音やニオイを感じ取れるでしょう。窓からの視覚情報とともに、外の世界をしっかり体感できるはずです。

閉じた窓には景色を眺められる居場所を

窓を開放しなくても、外の世界が見渡せる窓辺に猫ベッドや窓用ハンモックなどの居場所を設けることで、視覚的情報を得ることはできます。

猫タワーやキャットウォークを窓辺に設置すると、外の景色を見渡すことができるでしょう。日差しの入る窓辺ならば天気のいい日は日光浴ができ、降る雨や雪、飛ぶ虫や鳥、揺れる木々の落ち葉の動きを見るだけでもいい気分転換になります。
家猫が外の世界とのつながりを感じられる唯一の場所、窓。窓辺の環境を整えて、猫に自然を体感させてあげましょう。
お話を伺った先生/いしまるあきこ先生(一級建築士 愛玩動物看護師)、今泉忠明先生(哺乳動物学者 日本動物科学研究所所長)
参考/「ねこのきもち」2026年4月号『うまく取り入れれば猫の“本能”がよろこぶ環境に!「外」を感じさせる住まいのつくり方』
文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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