骨・関節
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関節炎[かんせつえん]
関節炎の症状と治療、予防方法
解説
関節の変形などにより炎症が起こり、痛みが生じる。とくに高齢の猫は筋力や靱帯の柔軟性が低下するため、この病気にかかりやすくなる。痛みが強い場合は鎮痛剤を与える。また、サプリメントを用いることもある。
原因
加齢などにより、関節の軟骨が減少するに伴って、痛みが出ることが多い。
症状
高い所にのぼらなくなったり、走ったりすることも減ってきます。片足を引きずったり、持ち上げたりして歩くようになることもあります。
診断
関節のレントゲン検査により診断を行います。
関節炎の治療
関節炎の原因が治療可能な疾患の場合(膝蓋骨脱臼、股関節形成不全など)、原因となる疾患の治療を行います。加齢で軟骨が変形してしまったなどの場合は鎮痛剤、消炎剤、関節疾患に効くサプリメントなどを処方します。
関節炎の予防
滑りやすい場所で運動をさせない、関節に負担をかけるような散歩の仕方をしないなど、若いうちから骨格系の保護に気を配りましょう。先天性の病気がある場合は治療方法や生活の仕方などを主治医とよく話し合いましょう。
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