「病気症状DB」の人気記事ランキング
過去2週間の記事アクセス数に基づくランキングです。
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多血症[たけつしょう]
多血症の症状と治療、予防方法解説何らかの要因で、血液中の細胞成分の一つである赤血球が増えてしまう病気。赤血球が過剰に多くなると、血液の粘稠度(粘り気)が増すことで血流が流れにくくなる血流障害がこる。その結果として、元気消失や高血圧などの症状がみられる。 原因により、真性・二次性・相対性に分けられる。原因真性多血症: 骨髄増殖性腫瘍(血液の癌)などにより、骨髄での赤血球産生の異常な亢進がおこる事で発症。 二次性多血症: 心疾患や肺疾患に伴う体内の持続的な酸素状態や、腎腫瘍などにより造血を促す因子が過剰に産
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疥癬[かいせん]
疥癬の症状と治療、予防方法解説ヒゼンダニというダニが寄生することで発病。かゆみがひどく、発症すると激しく体をひっかく猫が多い。毛が抜けることが多いのは、顔や耳の縁。ダニ駆除薬を使って治療する。原因疥癬に感染している猫や犬との接触、ブラシなどの共用によって感染することが多いです。症状発疹、フケ、かさぶたがみられることがある。感染すると激しいかゆみを示すことが多い。診断皮膚を少し削って顕微鏡で検査し、ヒゼンダニを特定することもありますが、非常に小さいため見つからないこともあります。疥癬の治療疥癬は猫小穿孔ヒ
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ビタミンB欠乏症[びたみんびーけつぼうしょう]
ビタミンB欠乏症の症状と治療、予防方法解説ビタミンBが足りなくなることで、食欲の低下、嘔吐、体重の減少などを起こす。進行するとけいれんを起こしたり、姿勢や歩き方に異常をきたすこともある。猫は人よりビタミンB1の必要量が多く、人と同じような食事を与えていると発症することがある。栄養バランスのよい食事を与えることが予防、改善になる。原因ビタミンB1の成分の壊れてているようなフード、ビタミンB1を破壊する成分の含まれている生の魚介類や甲殻類をたくさん食べる、体調不良による下痢などが原因となります。症状初期の症
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猫クラミジア症[ねこくらみじあしょう]
猫クラミジア症の症状と治療、予防方法解説クラミジアという微生物がほかの猫から感染することで、結膜炎や鼻水、咳などの症状を起こす病気。進行すると気管支炎などを併発し、重篤な場合は死に至ることも。抗生物質で治療する。多頭飼いやほかの猫との接触が多い場合はあらかじめワクチンを接種することもできる。原因猫クラミジアという微生物に感染することによる。感染経路としては、感染している猫と接触することによる接触感染が多く、感染している母猫から子猫へと感染する垂直感染もある。症状目やにを伴う結膜炎、くしゃみ、鼻水、咳など
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耳ダニ症[みみだにしょう]
耳ダニ症の症状と治療、予防方法解説外耳道の表面にミミヒゼンダニが寄生して炎症を起こす病気。耳をかゆがって頭を振ったり、ひっかくようになり、このため出血や傷を伴うこともある。黒っぽい乾いた耳アカが多く出ることも特徴。外耳道を清潔にしダニを退治する薬を使って治療する。耳疥癬とも。原因耳ヒゼンダニが猫の外耳道に寄生して、繁殖し、炎症を起こす病気。耳の手入れ不足や、感染している動物との接触により感染する。症状外耳炎を発症する。耳の臭いがくつくなり、しきりに頭を振るようになる。耳を痒がり、黒い耳垢が認められるよう
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皮膚糸状菌症[ひふしじょうきんしょう]
皮膚糸状菌症の症状と治療、予防方法解説糸状菌という、カビの仲間が皮膚に感染して発病。体のあちこちが円形に脱毛する。長毛種が感染した場合、感染防止のために毛を刈ることもある。治療には薬浴などを行う。原因皮膚の常在菌である糸状菌が、温度・湿度の上昇や不衛生な状態、免疫力の低下などが原因となって繁殖して皮膚病を引き起こします。症状顔のまわり、耳、手や足などに赤みのある発疹を伴った円形の脱もjが起きたり、その周りにふけやかさぶたがみられます。患部は同居猫や人への感染源となりますので、きちんと治療しましょう。診断
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黄色脂肪症[おうしょくしぼうしょう]
黄色脂肪症の症状と治療、予防方法解説青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸のとり過ぎで発症。皮下脂肪が変性し、炎症を起こす。脂肪が黄色く変色することから、黄色脂肪症と呼ばれる。発症すると腹部の皮下脂肪にしこりができ、痛みと熱をもつ。栄養バランスのとれた食事を与えることが症状の改善と予防になる。原因偏食が原因で引き起こされることの多い病気です。青魚(マグロ、鰹、鯵、鯖)を日常的に摂取している猫に多発します。症状発熱、下腹部にしこりができ、下腹部を触られるのを極端に嫌がるようになる、などの症状を示します。診断触診で
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猫ざそう(猫ニキビ)[ねこざそう(ねこにきび)]
猫ざそう(猫ニキビ)の症状と治療、予防方法解説下あごにニキビができ、脱毛する。年齢に関係なく、猫がかかりやすい病気の一つ。二次感染を起こして、炎症を起こすことも多い。あごが毛づくろいしにくく、汚れやすいことが原因と考えられている。患部を消毒し、シャンプーで清潔にして治療する。原因フードの食べかすなどと飲み水の水分が残ることによって、皮膚の常在菌が繁殖し炎症などを引き起こします。症状はじめは黒い点状のツブツブの汚れが付着するだけですが、ひどくなると脱毛したり、赤くただれたり、ひっかいて出血したりします。診
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尿毒症[にょうどくしょう]
尿毒症の症状と治療、予防方法解説腎不全や下部尿路症候群などの病気が進行し、体外に排出されなければならない有害な物質が体の中にたまる症状。食欲がなくなり、嘔吐や下痢を繰り返す。ひどくなると死に至ることもあるので、早急に治療が必要となる。原因腎不全や、心不全、下部尿路症候群などで体の中から老廃物がうまく除去できなくなり、血中に有害な物質が溜まってしまうことが原因でおこる。症状初期の症状としては元気・食欲の低下など。進行してくると、嘔吐や下痢を繰り返し、死に至ることもある。診断血液検査によって腎臓機能の評価、
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急性腎不全[きゅうせいじんふぜん]
急性腎不全の症状と治療、予防方法解説心臓の病気や下部尿路症候群、もしくは伝染性腹膜炎などの病気が原因で、腎臓が突然、充分に働かなくなる状態。治療が遅れると口から出血したり、けいれんを起こすこともある。原因となっている病気を治療することで改善。原因重度の貧血や脱水などショックを引き起こす病気や、下部尿路疾患や心不全など様々な原因で起こります。症状急激に腎臓の機能が低下するため、尿の量が極端に減少したり全く出なくなることがあります。元気や食欲の低下などがみられ、重度の場合には嘔吐や痙攣、体温の低下がみられま
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スタッドテイル[すたっどている]
スタッドテイルの症状と治療、予防方法解説尾の付け根に近い背中にある、脂を分泌する腺(尾腺)が炎症を起こす病気。分泌物が尾腺の周りの毛に付着し、汚れてしまう。炎症を気にした猫がひっかいたりなめたりすることで脱毛したり、さらに細菌感染を招くこともある。毛を刈って消毒し、シャンプーで清潔にすることで治療する。細菌感染している場合は抗生物質も使う。原因原因ははっきりしていないが、去勢をしていない若齢の雄猫に比較的よくみられることからホルモンの影響も考えられている。また、長毛種(ペルシャやヒマラヤン)に多く認めら
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中耳炎[ちゅうじえん]
中耳炎の症状と治療、予防方法解説鼓膜の内側の中耳に炎症が起きる病気で、外耳の炎症が広がってかかることが多い。病気の耳のほうに回転するような症状が現れる。症状が進むと、よろよろ歩くようになる(運動失調)。おもに抗生物質で治療を行うが、場合によっては手術を行うこともある。原因既に外耳炎を患っている場合に波及しておこることが多い。耳管からの感染や中耳内のポリープなどが原因で起こることもある。症状頭を気にして振る。頭が片方に傾いて回転するようなようになったり、症状が進むとよろよろと歩くようになることがある。診断
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口内炎[こうないえん]
口内炎の症状と治療、予防方法解説歯茎や舌などが炎症を起こす。高齢の猫やほかの病気にかかって体の弱った猫でよく見られる。歯肉や舌、口腔内の粘膜が赤く腫れたり、ただれたりといった症状を起こす。歯垢や歯石を放置しておくことも口内炎の原因になるので、日ごろから口の中をチェックできるようにしおくと予防につながる。原因ウイルス疾患や糖尿病、腎臓病などの全身疾患が原因となっておこるタイプと歯周病から歯肉炎となり、結果として口内炎になるタイプがあります。症状口臭がひどくなったり、よだれの量が増加したりします。ひどい痛み
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猫ウイルス性鼻気管炎[ねこういるすせいびきかんえん]
猫ウイルス性鼻気管炎の症状と治療、予防方法解説猫ヘルペスウイルスの感染により、咳や鼻汁などの症状が出る病気。冬場の乾燥した季節に感染が多い。ウイルスをもっている猫との直接接触や、くしゃみや咳などで唾液などの飛沫を浴びることで感染。ワクチン接種で予防できる。原因ウイルスをもっている猫との直接接触や、唾液などの飛沫を浴びることで感染する。このウイルスは、一度感染してしまうと、免疫ができて症状がなくなっても、ウイルスが神経細胞の奥に隠れてしまうため、時間が経って、猫がストレスを受けたり、猫の免疫力が下がったり
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眼瞼内反症[がんけんないはんしょう]
眼瞼内反症の症状と治療、予防方法解説ペルシャネコなど鼻の低い猫種や老齢猫に時折見られる病気で、まぶたの一部が内側に折り返された状態になる。毛の生えた皮膚が目の表面を刺激するので、涙や目ヤニが出やすくなる。外科手術が必要となる場合も。原因逆さまつ毛や極端な体重減少、慢性的な角膜炎、結膜炎による眼瞼痙攣などでみられることがあります。遺伝的にペルシャ猫やヒマラヤンなどに時々みられることがあります。症状眼の表面が常に刺激されるため、角膜炎や結膜炎になり、その結果として涙や目やにの量が増えたり、光を眩しそうにする
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慢性腎不全[まんせいじんふぜん]
慢性腎不全の症状と治療、予防方法解説慢性腎不全とは、腎臓の機能低下が3か月以上持続してみられるか、もしくはGFR(糸球体濾過量)の50%以上の障害が確認された状況です。腎臓の組織が徐々に壊れて働きが悪くなり、血中の老廃物を排出できなくなる病気です。とくに高齢になると猫はかかりやすくなる傾向があります。慢性腎不全になると、たくさんオシッコをするようになります。一般的に療法食や点滴で治療します。原因 糸球体腎炎や腎盂腎炎などの炎症や結石による尿路の閉塞に伴う急性腎障害の後の経過として見られたり、腎結石、嚢胞
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歯周病[ししゅうびょう]
歯周病の症状と治療、予防方法解説歯に付着した歯垢や歯石の中の細菌によって、歯茎や歯を支える周辺組織が炎症を起こす。歯茎が腫れたり、出血したり、膿が出ることもある。痛みによって食欲が低下し、衰弱することもある。悪化した場合、歯が抜け落ちる。基本的に抜歯で治療する。原因歯石の付着により口腔内の細菌が繁殖することによっておこります。食べているフードの種類によっても歯垢のたまりやすさが違ってきます。症状口臭がひどくなったり、よだれの量が増加したりします。ひどい痛みを伴うことがあるため、食欲不振を引き起こします。
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下部尿路症候群[かぶにょうろしょうこうぐん]
下部尿路症候群の症状と治療、予防方法解説結石が尿道に詰まって尿が出にくくなる、尿路を傷つけてしまうなど、膀胱と尿道に関係する疾患の総称。もともと猫の尿は濃く、さらに食事などの影響で尿中に結晶(結石)ができやすくなることがある。とくに尿道が細いオスは結晶が詰まりやすく、完全に詰まると尿毒症を発症し、命に危険を及ぼすことも。療法食などで治療する。原因原因が不明の特発性膀胱炎や尿結晶、尿結石が原因で起こることがほとんどです。症状尿の色がピンク~赤くなることがあります。元気がなくなり、排尿姿勢を取るが尿が出なか
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腸腺がん[ちょうせんがん]
腸腺がんの症状と治療、予防方法解説腸の粘膜層にある腸腺にできるがんで、猫ではとくに小腸腺がんが多く見られる。下痢、食欲低下、体重減少などの症状が現れることが多い。がんが腸管を狭めたり、ふさいだりすると、嘔吐することもある。腸腺がんの治療がんができている場所にもよりますが、可能であればがんを外科的に摘出するというのが第一選択になります。根治は難しいことが多く、栄養療法や点滴治療などを組み合わせた対症療法を行っていきます。腸腺がんの予防初期にはあまり症状に現れることはなく、腫瘍がある程度大きくなるころに嘔吐
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肉芽腫[にくがしゅ]
肉芽腫の症状と治療、予防方法解説全身のあちこちに脱毛が見られ、かゆみを伴う炎症を起こす。原因ははっきりしていない。腹部やももの内側、唇などで発症することが多い。炎症を抑える薬を使って治療する。原因はっきりとした原因はわかっていませんが、アレルギー、ウイルス、細菌感染、蚊などによる虫刺されの過敏症、自己免疫疾患や遺伝的な要因が考えられます。症状異なる3種類の症状があります。無痛性潰瘍:おもに上唇や上顎に赤褐色で隆起した固い潰瘍性病変ができます。好酸球性プラーク:おもに腹部や舌、口蓋、内股、腋下、首,指間に