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猫ざそう(猫ニキビ)[ねこざそう(ねこにきび)]

猫ざそう(猫ニキビ)の症状と治療、予防方法

解説

主にあごの下にできるニキビのことで、黒いブツブツやポツポツしたものができる。年齢に関係なく、猫がかかりやすい病気の一つ。二次感染を起こして、炎症を起こすことも多い。あごが毛づくろいしにくく、汚れやすいことが原因の一つと考えられている。患部を消毒し、シャンプーで清潔にして治療する。

原因

皮脂の過剰分泌や毛穴のつまり、あごがグルーミングできない位置であるなど様々なことが原因として言われているが、はっきりとした原因は不明。

症状

はじめは黒い点状のブツブツの汚れが付着するだけですが、ひどくなると脱毛したり、赤くただれたり、ひっかいて出血したりします。

診断

猫挫創は顎ニキビといわれるほど、黒い点状の汚れ、脱毛、発赤などの特徴的な症状が現れますので、これらの臨床症状より診断します。

猫ざそう(猫ニキビ)の治療

炎症や細菌感染がない軽度な場合は患部を湿らせた温かいタオルや消毒液で汚れをふき取ったり、猫用シャンプーで洗浄するとよくなるでしょう。それでも改善しないで炎症が起こり細菌感染がある場合はかかりつけの動物病院に連れて行きましょう。薬用抗菌シャンプー、消毒液、抗生剤の塗り薬・飲み薬など必要に応じて処方されます。

猫ざそう(猫ニキビ)の予防

にきびができやすい猫は何回も繰り返すことがあります。毛穴に汚れや皮脂などがたまらないように、特に食後はこまめに拭いてあげましょう
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