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「いつか猫と暮らしたい」という思いは突然実現する!ペット飼育可の家に引っ越して1カ月後に出会った子猫
ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、コハクさんとの出会いや今の暮らしについて、飼い主さんにお話を伺いました。
ペット飼育可の家に引っ越して1カ月後に、コハクさんと出会った

「夜の12時くらいに、ベランダのほうから子猫の鳴き声が聞こえてきたんです。最初は『お隣さんが猫を飼い始めたのかな?』と思っていたのですが、同じ時間に3日連続で子猫の鳴き声が聞こえてきて。耳を澄ますと、マンションの近くから聞こえたので、もしかしたら道路などにいるのかなと思い、近所を探してみることにしました」
コハクさんは目ヤニがひどくて、目が開いていなかったそうですが、飼い主さんご夫婦が近づくと自分から寄ってきてくれたのだそう。飼い主さんは当時をこのように振り返ります。
「コハクを保護して翌日動物病院に連れて行くと、歯の生え方などから生後4週間程度だと判明しました。保護当時のコハクは体重が270gしかなく、小さいながらも必死で生きていました。
必死に叫んで私たちが見つけた命。誰かに譲ったりする選択肢はなく、大切に育てていこうと決めて、コハクを家にお迎えしたんです」
何事にも動じない性格で、「大物だな」と感じることも
飼い主さん:
「要求があるときはクルクルっと喉を鳴らして、静かに甘えてきます。病院などで犬が寄ってきても動じず、私たちの実家の犬や猫に対しても堂々としています。人見知りなどをまったくせず、どんな環境でも爆睡するので、子猫ながらに大物感が漂っていますね(笑)」
コハクさんの成長を実感する日々
体が小さかったコハクさんが大きくなっていく様子を日々見守り、成長を嬉しく感じているといいます。
飼い主さん:
「コハクはべったりと甘えるタイプではないですが、私たちが朝起きたときや仕事から帰ってきたとき、寝るときなどさまざまな場面で近くに寄ってきてくれます。
コハクに喜んでもらうためにキャットウォークをDIYしたりしました。初めてハンモックに入ってもらったときは、ふたりでガッツポーズしました!(笑) まだまだ遊んでもらいたいものがたくさんあるので、これからも作っていく予定です!」
大切な命を守っていきたい

飼い主さんは「ゆっくり仲を深めてほしいな」と思いながら、2匹の関係性を見守っているそうです。
飼い主さん:
「お家時間が増え、コハクやセンと過ごす時間が唯一の癒しです。コハクとセンにも、毎日幸せだなと思ってもらえたら嬉しいです。
動物は、可愛いだけでは大切に育てることはできません。私たちだけではなく、猫たちも含めた防災対策を検討したり、避難先での生活など、『もしものときのこと』もいつも考えています。大切な大切な命を、これからも守っていきたいと思います」
取材・文/雨宮カイ
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