猫が好き
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「カラスに突かれるなどして右の眼球がない状態」の子猫を保護→4才になった現在は家族みんなに愛される“たらしな猫”に!?
飼い主さん:
「うちにいる3匹の先住猫のうち、2匹を保護したスーパーで働く従業員さんから、『また駐車場に子猫が捨てられている。どうしたらいいか』との連絡を受け、様子を見に行くと、グレーに薄汚れた弱々しい小さな子猫がいました。その子猫が虹来です。
両目が目ヤニで塞がっていたため、保護してすぐに動物病院に連れて行ったところ、獣医師から『カラスに突かれるなどして右目の眼球がない状態』と告げられました。最初は、病気を治してあげることだけを考えて行動していたのですが、そう告げられた時点で里親探しは断念し、家族に迎えることを決めました」
虹来ちゃんとの暮らしが始まった
飼い主さん:
「1日6回のゴハンがとにかく大変でした。それでも、寝ては起き『ゴハンくれー』と要求する鳴き声に強い生命力を感じました。また、保護時700gだった体重が量るたびに10gずつ増えていくのも、成長を感じられてうれしかったです」
先住猫たちも虹来ちゃんに優しく接してくれた
「今まで子猫を見たことがない先住猫たちが受け入れてくれるか少し心配でしたが、3匹とも最初から虹来に優しく接してくれました。とくに“長男”のミィとは親子のような関係性で、虹来はミィの振る舞いを見習って成長したと思います」
4才になった虹来ちゃんの様子
飼い主さん:
「頭がよくて先住猫3匹を客観視し、よいところも悪いところもすごいスピードで吸収して、上手に人を使うことを覚えました。“アイドル気質”であざとく甘えて、みんなをメロメロにします。
また、片目になったことで生活に支障がないように、夫がバランス感覚を養う遊びを取り入れてくれたので、その甲斐あってか、うちにいる猫のなかで一番運動神経がよいです。高い所もへっちゃらで、駆け登ったり飛び移ったりします」
虹来ちゃんの成長がうれしい
「小さく弱々しかった虹来が大きくたくましく成長し、先住猫たちを追いかけ回して部屋の中を元気に走ったり、飛び回ったりしている姿を見ると、喜びで胸がいっぱいになります。あのとき出会えて、保護してあげられて本当によかったです」
取材・文/長谷部サチ
※文中の表現は、飼い主さんご自身の表現に沿っています。
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年12月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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