猫が好き
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浴槽に「ねずみのおもちゃ」を落とした元保護猫。飼い主との救出大作戦にほっこり♪
お湯に落ちちゃった「ねずみ」の救出大作戦が始まる!?

ねずみのおもちゃを咥えてお風呂場にログインしてきた、Instagramユーザー@inarinikkiさんの愛猫・いなりくん(♂・1才)。楽しそうにしていたのは束の間、浴槽にねずみを落としてしまい…
レスキュー大作戦開始!

救出するはずのねずみですが、お湯の波で遠くのほうまでいってしまいました。これは難易度が高そうだぞ!
何度か失敗しながらも、手でかきかきして必死に引き寄せて…

いなりくんナイスキャッチ! しかし、ねずみがお湯で濡れていたせいか…

ポトンっと落ちてしまいました。これは一筋縄ではいかなそうです。
飼い主さんとタッグでキャッチ!

最後は、お風呂に入っていた飼い主さんが足を使ってねずみを固定し、いなりくんがキャッチするコンビネーションでチャレンジすることに。
ハプニングはあったけど、これで無事に解決したみたいでした! 次は落とさないようにするんだよ〜!
いなりくんは、飼い主さんが保護したコ
飼い主さんとのナイスコンビネーションを披露してくれたいなりくん。困り顔がチャームポイントの可愛らしいいなりくんですが、じつはマンションのゴミ捨て場で衰弱していたところを保護されたコだったようです。
ここからは、いなりくんと飼い主さんの出会いのエピソードをご紹介します。
マンションのゴミ捨てボックスから鳴き声が…
2020年4月18日、飼い主さんはマンションのゴミ捨てボックスから猫の鳴き声がしていることに気づいたそう。ゴミ捨てボックスの中を見てみると、なんと産まれて間もない子猫が捨てられていたのです。
飼い主さん:
「そこは、人間しか開けられないフタ付きのボックスで、肌寒いのに毛布などもありませんでした。すぐに人間が捨てたとわかったので、怒りの感情と、助けたい思いでいっぱいでした」
子猫はとても衰弱していたけれど、最後の力を振り絞るようにして鳴いていたのだそうです。
子猫をすぐに保護した飼い主さんは、応急処置として牛乳を温めて子猫に与えたのだそう。
牛乳は消化不良になりやすいため、本来は子猫用のミルクが適切ですが、「命だけは助けたいと思いとりあえず栄養を与えて、寝かせてあげました」と当時のことを振り返ります。
その後、飼い主さんは子猫用のミルクと哺乳瓶を買いに走り、子猫のことを必死に看病したそうです。
この子猫と出会ったのは、「何かの縁だ」と感じた飼い主さん。毛の色と見た目がキツネっぽい印象から、子猫に「いなり」と名付け、家族として一緒に暮らすようになったのでした。
いなりくんは、とっても人懐っこくて甘えん坊!
飼い主さんのもとでスクスクと成長していったいなりくん。目が開いて初めて見たものが人間だったということもあってか、いなりくんはとっても人懐っこくて甘えん坊な性格なのだそう。
トイレやお風呂にまでついてきてしまうのだとか!
飼い主さん:
「暴れたりスヤスヤ寝たり、顔を洗ったり甘えてきたり、コロコロ変わる表情が魅力です。個人的には猫のニオイが大好きで、いつも嗅いでいます」
飼い主さんは、いなりくんの可愛さにメロメロになっているようです。
やんちゃな一面も♡

いなりくんは元気いっぱいでちょっぴりやんちゃな一面もあるようで、こんなふうにティッシュペーパーを食べてしまい、イタズラしていたこともあったのだそう。
キョトンとした表情で直立し、イタズラを誤魔化そうとしているのかもしれないけれど…お口にティッシュペーパーがついているので、犯行がバレバレですね(笑)
飼い主さん:
「ときどき、くさ〜いオナラをするので笑ってしまいます。ティッシュで遊んで口についていたときは、とってもおもしろかったですね」
いなりくんがいると、毎日の生活がとっても楽しそうですね♪
いなりくんと過ごすことが生きがいに
突然の出会いにより、いなりくんと暮らすことになった飼い主さん。新型コロナウイルスの影響で在宅勤務になっていたのも幸いし、産まれて間もないいなりくんを育ててあげることができたといいます。
マンションに住む人しか開けられない、フタ付きのゴミ捨てボックスに捨てられていたいなりくん。信じがたい出来事ですが…運良く今の飼い主さんに保護され、本当によかったです。
飼い主さんはいなりくんと過ごす日々について、このように思いを話します。
飼い主さん:
「いなりと過ごすことが生きがいになりました。本当に可愛くて、毎日幸せです。いなりが生活の中心になり、いなりのために早く帰ろう、早起きしようといつも思っています。
何もない日も毎日幸せなので、週末に出かける場所を考える必要もなくなりました。全ての人に猫と暮らす幸せを伝えたいです!」
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写真提供・取材協力/@inarinikkiさん
取材・文・構成/雨宮カイ
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