猫が好き
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優しいタッチが癒されるとInstagramで話題! 365日毎日、フォロワーの愛猫を水彩画で描く作家に話を聞いた
365日フォロワーさんの愛猫を描く
「どの猫ちゃんも、とても安心しきった美しい瞳でこちらを見つめています。その視線の先には愛する飼い主さんがいるのだなぁと、猫と人とのお互いの愛に胸を熱くしています。その優しい愛を表現できたらと思い、日々描いています」
「具体的には、毛の色の重なりや水彩ならではのにじみの表現、瞳の透き通った様子で優しい雰囲気が出せるように工夫をしています」
反響が多く、カレンダーを作ることに!
毎日猫の絵を描くきっかけとなった愛猫・ノージーちゃんとの出会い

ここからは、元保護猫だったノージーちゃんとの出会いや現在の暮らしについて、つじさんにお話を伺いました。

つじさん:
「私は幼い頃から『動物と暮らしたい』という強い憧れがありました。『猫を迎えたい』と家族に相談してみましたが、夫と息子は軽度の動物アレルギーがあるため、どの程度症状が出るか不安があり、なかなか同意を得られない状態だったんです。
しかし、私の想いは募るばかりで、Twitterで地元の保護猫団体をフォローしては可愛い猫たちを眺めていました。
そんなある日、自宅から1kmも離れていないところで4匹の兄妹子猫が保護されたという投稿を目にしたんです」
つじさん:
「はい。当時は『まつげちゃん』と呼ばれていました。家族にはトライアル期間でアレルギー症状の様子を見て判断することを提案し、ノージーと対面させてもらうことにしたんです。
実際に対面すると、まだ片手におさまる程の子猫で、綿棒ほどの長さのしっぽをピンと立てて『みーみー』と鳴いていました。そんなノージーを見て、すぐにトライアルをすることを決めました」

つじさん:
「ノージーはトライアル初日からとても人なつっこくて。家中に『幸せ』を振りまいて闊歩しているなという感じでした。
ノージーと過ごしてみて、夫と息子のアレルギーの症状は問題なさそうだと判断し、家族で話し合ってノージーを家族に迎えることに決めました。
夫は今はアレルギー薬を飲むこともなく、ノージーと一緒に寝ています!」
つじさん:
「私は、自宅兼事務所でデザインの仕事をしています。繁忙期になると、気持ちも殺伐としてくるのですが、そんなときも窓際のバリバリボウルで丸く寝ているノージーを眺めていると、とても癒されて気持ちがフラットになります」
「また、うちには長男(中3)、長女(中1)、次女(小5)と多感な年齢の子どもたちがいるのですが、ノージーを迎えてからは夕飯時にとても会話が増えました。
一日の出来事で聞いてほしいことだったり、愚痴だったり、嬉しかったことだったり…いろいろですが、ノージーのおかげで家族の間でとても穏やかな時間が流れているなと感じています」
つじさんの素敵な作品などは、ぜひInstagramでもチェックしてみてください。
取材・文/雨宮カイ
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