猫が好き
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「あの時気づいて本当によかった…」車のエンジンルームにいた子猫→3年後、飼い主を気遣う優しいコに成長していた
ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、くぅちゃんとの出会いのエピソードなどについて、飼い主さんにお話を伺いました。
隣に停まっていた車から猫の鳴き声が聞こえた

気になって鳴き声が聞こえたあたりを探してみると、なんと隣に停まっていた車から猫の鳴き声がすることに気づいたといいます。
「どうやらエンジンルームに入ってしまった様子でしたが、知らない人の車だったのでどうしたらいいのかわからなくて。『出ておいで!』と声をかけることしかできませんでした。
猫がどこから出てくるのかわからなかったので、車のいろんなところを懐中電灯で照らしたり、駐車場に寝そべって車の下を覗いてみたり…。
1時間半ほど格闘していたら、子猫がひょっこりと車の下から出てきてくれたんです」
飼い主さんは「小さなこのコを絶対保護しなければ!」と思い、子猫を猛ダッシュで追いかけ、無事に保護することに成功したのでした。
人なつっこくて、家での生活にもすぐに慣れてくれた
しかし、人なつっこかったくぅちゃんは、飼い主さんの家が安心できる場所だとすぐに理解してくれたようです。
「保護翌日には、くぅは安心しきって爆睡する姿を見せていました。その姿を見てこちらは、『息をしてないんじゃないか!?』と不安になり、何度も確認してしまいましたね(笑)」
ご家族に見守られながら、くぅちゃんはすくすくと成長していったようです。
くぅちゃん中心の生活を送るように
飼い主さん:
「お風呂場は怖いようで中にはなかなか入ってきませんが、脱衣所で待っていてくれますし、トイレにも同伴します。
私がトイレに座ると、くぅはなぜか膝の上に乗りたいようで…いつも満足するまで膝の上でゴロゴロ喉を鳴らし、くつろいでいますね(笑)」
くぅちゃんのおかげで、毎日がとても幸せだといいます。
飼い主さん:
「最近は『かまってほしい』という主張ばかりでなく、私のことを気遣い、見守るようなくぅの様子も見られるようになり、『おとなになったな』とくぅの成長を感じています。
これからも、くぅと一緒にいられる時間を大切にして、くぅに『この家に来てよかった』と思ってもらえるように過ごしていきたいと思います」
取材・文/雨宮カイ
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