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『このコはうちのコだね』道路の真ん中でうずくまる子猫を前に"娘が発した一言"で決意!「毎日が癒しと笑いに包まれてる」
ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、りぼんちゃんとの出会いのエピソードなどについて、飼い主さんにお話を伺いました。
道路の真ん中でうずくまっている子猫を発見、保護することに
反対車線からも車が来ており、このままだと車に轢かれてしまう危険があったため、ご家族は子猫を保護することを決意したといいます。
「子猫を保護してそのまま動物病院に連れて行くと、推定生後1カ月半だということがわかりました。
我が家にはすでに先住猫が2匹いたので、当初は子猫の里親探しをするつもりでいました。でも、娘の『このコはうちのコだね』の一言で、我が家に迎えようという気持ちに変わったんです」
隔離生活中、不安になることも

すぐにお転婆な姿を見せ、環境に少しずつ慣れていくりぼんちゃんの姿に嬉しさを感じるとともに、飼い主さんは「心配なこともあった」と当時を振り返ります。
「りぼんは隔離生活でのストレスからか、ケージから出してあげる時間になると、ものすごく暴走したり、甘噛みやひっかきなどがひどかったんです。
先住猫2匹は割と落ち着いた性格のコたちだったので、動きが激しいお転婆なりぼんとうまくやっていくことができるのか…とても不安でした」

そして、りぼんちゃんの猫風邪などの治療が終わると、3匹を同じ部屋で過ごさせてみることに。すると、すぐに嬉しい光景が見られたといいます。

「次男で元野良のニュートが先にりぼんを受け入れてくれて。まるで父親のように、りぼんのお世話をしてくれていました。りぼんに頭に飛びつかれても、噛まれても怒らず、まるでやり方を教えるかのようにニュートはりぼんのことを舐めてあげていました。
しばらくすると、りぼんの甘噛みもなくなり、人に飛び乗って噛みついたりすることもなくなりましたね」

「長男のクックジョーとはまだ少し距離はありますが、一緒にニャルソックをしたり遊ぶようになってきています」
りぼんちゃんのことをあたたかく迎えてくれた先住猫たちに、飼い主さんは感謝の気持ちでいっぱいだと話していました。
りぼんちゃんを家族に迎えて、家がさらに賑やかに

飼い主さん:
「猫たちが人の環境に合わせてくれているので、せめて猫たちが安心して穏やかで、ゆったりくつろげるおうちを作ってあげたいと思っています」
「毎日笑いと癒しと、たまに事件を起こしてくれる可愛いコたちなので、元気に長生きしてくれると嬉しいです!」
取材・文/雨宮カイ
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