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愛猫と一緒に寝る飼い主は約7割! 寝ている際に「アクシデント」が起こったケースも
ふだんから愛猫と一緒に寝ている飼い主さんは、どれくらいいるのでしょうか?
愛猫と一緒に寝ている飼い主さんは約7割!
今回ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん397名に「猫と一緒に寝て(添い寝して)いるかどうか」アンケート調査を行いました。すると、飼い主さんの約7割が該当する結果に。
多くの飼い主さんたちが、愛猫と一緒に寝る習慣があるようですね。
多くの飼い主さんたちが、愛猫と一緒に寝る習慣があるようですね。
愛猫と一緒に寝ていて、アクシデントが起きたことがある?
愛猫と一緒に寝たり、添い寝したことのある飼い主さんには、そのときにアクシデントが起きたことがあるかどうかも、調査を行いました。すると、飼い主さんの約3割が該当する結果に。
実際にどのようなアクシデントが起きたのか、当てはまるものを選択肢より選んでもらったところ、「その他(45%)」がもっとも多く、ついで「寝返りの際に猫を潰してしまいそうになった(36%)」と続きました。
「その他」を選んだ飼い主さんの回答は?
「その他」を選んだ飼い主さんからは、具体的に下記のような回答が寄せられました。
布団の上で嘔吐や粗相をされた
- 「布団の上に吐いた」
- 「アクシデントというか…。ゲボッとされると焦ります。悪いと思いつつ、布団から追い出します」
- 「夜中に部屋のドアが閉まってしまい、猫がトイレに行けず、布団の上でオシッコやウンチをしてしまった!」
蹴飛ばしてしまった
- 「足元にいたため、寝返りのときに蹴飛ばした。ゴメンナサイ」
- 「足下(布団の上)で寝ることが多かったとき、いるのを忘れて寝返りを打とうとしたら、蹴ってしまった。『ニャッ!』の声で気付き、足を引っ込めましたが、焦りました」
- 「布団の上に何匹か乗って寝てますが、蹴飛ばしてしまったことや、夜中にトイレに行って戻ったときなど、真っ暗の中で乗ってしまいそうになったことがあります」
飼い主さんが「我慢」することも
- 「猫がベッドの真ん中に寝てたので端で寝たら、布団から私がはみ出てしまった」
- 「愛猫が寝返りをする度にどんどんはしっこに押しやられ、私が、ベッドから落とされた。愛猫7割、私3割」
- 「寝返りが打てず全身バキバキに」
- 「顔の上を爪をたてて歩かれ傷になることがあるww」
- 「トイレに行きたくても身体の上で寝てるので、限界まで我慢したことがあります」
- 「猫が起きてベッドから飛び降りるときに、みぞおちを踏み台にされて痛みで目を覚ましたりします」
- 「寝ているときに無意識的に猫を避けているのか、起きたときに上半身と下半身が逆方向を向いて腰を痛めたりしています」
【獣医師解説】猫と飼い主さんが一緒に寝るときに注意すべきことは?
アンケート調査の結果、愛猫と一緒に寝ていて何かしらのアクシデントが起こったことのある飼い主さんもいました。
愛猫と一緒に寝る際、飼い主さんはどのようなことが起こると想定して、注意する必要があるのでしょうか? ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。
愛猫と一緒に寝る際、飼い主さんはどのようなことが起こると想定して、注意する必要があるのでしょうか? ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。
粗相の心配があるので、寝室内もしくは近くにもトイレを用意しよう
岡本先生:
「一緒に寝ているときに、愛猫が突然嘔吐したり、トイレを我慢してオシッコやウンチをしてしまう場合があります。
寝具の上で一度粗相してしまうと、そこで排泄する習慣がついてしまうこともあるので、注意が必要です。寝室内、もしくは近くにもトイレを用意してください」
「一緒に寝ているときに、愛猫が突然嘔吐したり、トイレを我慢してオシッコやウンチをしてしまう場合があります。
寝具の上で一度粗相してしまうと、そこで排泄する習慣がついてしまうこともあるので、注意が必要です。寝室内、もしくは近くにもトイレを用意してください」
寝返りの際に潰してしまう恐れも。特に小さな子猫や動きが鈍くなったシニア猫とは別々に寝よう
岡本先生:
「飼い主さんが寝返りを打った際に、一緒に寝ている愛猫を押し潰してしまったり、蹴飛ばしてしまうケースがあります。
特に身体の小さな子猫や、動きが鈍くなったシニア猫は、大怪我したり最悪の事態にもなりかねません。別々で寝たほうが安心です」
「飼い主さんが寝返りを打った際に、一緒に寝ている愛猫を押し潰してしまったり、蹴飛ばしてしまうケースがあります。
特に身体の小さな子猫や、動きが鈍くなったシニア猫は、大怪我したり最悪の事態にもなりかねません。別々で寝たほうが安心です」
室内猫でもノミ・マダニ予防を! 人や猫に寄生しアレルギーや感染症を起こすことも
岡本先生:
「室内猫でも、ノミ・マダニの寄生リスクがあります。暖かい寝具の中はノミ・マダニが非常に繁殖しやすく、それが人や猫に寄生しアレルギーや感染症を起こすこともあります。室内猫でもノミ・マダニ予防を気に留めてください」
「室内猫でも、ノミ・マダニの寄生リスクがあります。暖かい寝具の中はノミ・マダニが非常に繁殖しやすく、それが人や猫に寄生しアレルギーや感染症を起こすこともあります。室内猫でもノミ・マダニ予防を気に留めてください」
飼い主さんが睡眠不足になる場合は、寝室を別にすることも検討しよう
岡本先生:
「一緒に寝ている愛猫を気遣うばかりに、飼い主さんが寝返りやお手洗い等を我慢し、睡眠不足になることも。その場合は、日中の愛猫とのスキンシップの時間を増やしてあげて、寝るときは愛猫と寝室を別にするのも1つです」
「一緒に寝ている愛猫を気遣うばかりに、飼い主さんが寝返りやお手洗い等を我慢し、睡眠不足になることも。その場合は、日中の愛猫とのスキンシップの時間を増やしてあげて、寝るときは愛猫と寝室を別にするのも1つです」
愛猫と一緒に寝る習慣のある飼い主さんは、どのようなアクシデントが起こる可能性があるのかを考えて、対策に努めましょう。一緒に寝ることが不安であれば、別々に寝ることも検討してみてください。
ねこのきもちWEB MAGAZINE『「猫飼いあるある」に関するアンケートvol.14』
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
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