2021年の夏、東京で行われた世界的競技大会の開会式で話題になった競技ピクトグラム(絵記号)。猫の飼い主さんも、アスリートに負けず劣らず体を張って猫のためにがんばっています。
そこで、ねこのきもちでは、ねこのきもちの読者である飼い主さんに、猫との生活あるあるを調査!調査で出てきた行動を競技にたとえ、12のピクトグラムで表現してみました。
さっそく見ていきましょう!
1「帰宅ダッシュ」する、猫飼いアスリート
「愛猫たちの夜ゴハンは18時半と決めています。たまに帰宅が遅れると駅から自宅までの道は猛ダッシュ。ふだんとは比べものにならない記録を叩き出します。遅くなった理由が私用だと、罪悪感が増してさらに加速……!」(以下、それぞれの飼い主さん)
2「ワイパーダッシュ」に挑む、猫飼いアスリート
「うちのカイは私が住居用ワイパーで掃除をしていると追いかけてくるんです。猫をかわしながらワイパーをかけないといけないので大変。かといって急ぎ過ぎると汚れが取れておらず、加減が難しいのです。」
3「シーツダイビング」で競う、猫飼いアスリート
「就寝前、布団にシーツを敷いたあと私と猫たちのどちらが先に横になれるか競争。ただ毎回私が敗北で、猫たちが先にのっています。私は隅のほうで寝るしかありません(笑)。」
4「ゲロキャッチ」に命を懸ける、猫飼いアスリート
「いかにすばやく反応しこぼさずキャッチできるか真剣勝負です。うちではすぐ手に取れる場所に嘔吐物用のキッチンペーパーを用意しています。日頃の準備が大切!」
5「ジャンピングホールド」に必死な、猫飼いアスリート
「抱っこを求めて突然飛び込んでくる愛猫をうまくキャッチできるかどうかは飼い主次第。タイミングと受け止める位置、両方がよくなければうまくキャッチできません。」
6「貼り付けスリープ」に耐える、猫飼いアスリート
「複数飼いのわが家。就寝中、私の両脇と足の間で眠る愛猫たちを起こさないよう、寝返りを我慢しています。我慢できずに体を動かしたとき、愛猫が別の場所へ行ってしまうと「失敗した……」と思います。」
7「抱っこキープ」に挑む、猫飼いアスリート
「ラムが膝の上にのっているときは我慢します。こちらの足が痺れてきても、体が動かせず痛くなってきてもひたすら我慢。猫ファーストです。」
8「キャリーイン」に苦戦する、猫飼いアスリート
「通院の際、愛猫をキャリーケースにうまく入れられるかは人間の腕次第。全身スッポリ入れられたら成功ですが、もちづきが足を突っ張ったりしてうまく入れられないときが。愛犬が審判役です(笑)。」
9「爪切りチャレンジ」に奮闘する、猫飼いアスリート
「海渡は爪切りが苦手。なだめつつ、おだてつつ、爪切りができるとものすごい達成感があります。少しでも楽しくしようと「つめつめパッチン~♪」とオリジナルソングを歌いながらやっています。」
10「じゃらし新体操」で魅せる、猫飼いアスリート
「うちのコが夢中になるようにじゃらしおもちゃやリボンを動かします。その動きはまるで新体操! ツナがおもちゃに飛び付くまでのタイムも自己ベストを目指しています。」
11「おやつフェアプレイ」に精を出す、猫飼いアスリート
「複数飼いなのでおやつタイムは奪い合いにならないよう工夫が必要です。写真では夫と手分けし、同時に4匹に与えることに成功!」
12「こそっとカメラ」に必死な、猫飼いアスリート
「愛猫がかわいいポーズや寝姿をしているときに、気付かれぬようそっと静かに携帯を持ち接近。いい写真が撮れたときは内心ガッツポーズです。」
共感できる「競技」はいくつありましたか?
猫との暮らしは、ほかにもいろんな競技にあふれていると思います。みなさんも愛猫との暮らしに、オリジナルの競技を探してみると、発見があって楽しいですよ!
参考/「ねこのきもち」2022年2月号『猫とのドタバタ生活、競技にたとえてみたら… じつは猫飼いって、アスリート!?』
文/Monika
イラスト/ミカサにゃんの飼い主
※この記事で使用しているイラストは「ねこのきもち」2022年2月号『猫とのドタバタ生活、競技にたとえてみたら… じつは猫飼いって、アスリート!?』に掲載されているものです。