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人の腕や太ももをケリケリ! 猫に蹴られる理由と対処法
猫は遊びの中でおもちゃをケリケリすることがありますが、そんなキックが自分に向けられたら、あまりいい気持ちがしませんよね。猫は、どうして人の腕や太ももをケリケリするのでしょうか? その理由をねこのきもち獣医師相談室の藤井亜希奈先生に教えてもらいました。
どんな行動?猫のケリケリ
――猫のケリケリとはどんなしぐさですか。
藤井先生:
「いわゆる『猫キック』のことです」
――このしぐさには、どんな意味がありますか。
藤井先生:
「本来、狩猟動物である猫が、とった獲物に対して行う攻撃行動として見られます」
――だから、ケリケリはおもちゃで狩りのマネをして遊んでいるときによく見られるのですね。
藤井先生:
「いわゆる『猫キック』のことです」
――このしぐさには、どんな意味がありますか。
藤井先生:
「本来、狩猟動物である猫が、とった獲物に対して行う攻撃行動として見られます」
――だから、ケリケリはおもちゃで狩りのマネをして遊んでいるときによく見られるのですね。
人に対してケリケリする理由と対処法
――ケリケリが狩りの獲物に対する行動であることは理解できたのですが、なぜ猫は人の腕や太ももまで蹴ってくるのでしょうか?
藤井先生:
「とった獲物ではなく飼い主さんにケリケリしている場合、『遊びたい』という欲求や『イラついている』といった感情から、やることが多いようです。おもちゃの種類によっては、おもちゃよりもしなやかに動く手足のほうが狩猟本能を刺激され、ケリケリしたくなるのかもしれません」
――猫にケリケリされたときは、どう対処すればよいでしょうか。
藤井先生:
「『じゃれている』『遊んでいる』というときは、狩猟本能を刺激するようなおもちゃなどを使用して、しっかりと遊びに付き合ってあげることが大切です。腕や足は、動くものとして猫には面白いもの。本能を刺激するような狩猟対象になっていることがあります。手や足ではなく、必ずおもちゃを使用することを心がけましょう。
また、『イライラ』してケリケリしている場合は、そっとしておくことが重要です。撫でるなどしようとすると怒ってしまうことがあるので、無理強いはしないようにしましょう」
――「遊びたい」と「イラついている」どちらの理由で蹴っているのか見極めて、理由にあった対処をすることが大切なのですね。
藤井先生:
「とった獲物ではなく飼い主さんにケリケリしている場合、『遊びたい』という欲求や『イラついている』といった感情から、やることが多いようです。おもちゃの種類によっては、おもちゃよりもしなやかに動く手足のほうが狩猟本能を刺激され、ケリケリしたくなるのかもしれません」
――猫にケリケリされたときは、どう対処すればよいでしょうか。
藤井先生:
「『じゃれている』『遊んでいる』というときは、狩猟本能を刺激するようなおもちゃなどを使用して、しっかりと遊びに付き合ってあげることが大切です。腕や足は、動くものとして猫には面白いもの。本能を刺激するような狩猟対象になっていることがあります。手や足ではなく、必ずおもちゃを使用することを心がけましょう。
また、『イライラ』してケリケリしている場合は、そっとしておくことが重要です。撫でるなどしようとすると怒ってしまうことがあるので、無理強いはしないようにしましょう」
――「遊びたい」と「イラついている」どちらの理由で蹴っているのか見極めて、理由にあった対処をすることが大切なのですね。
ケリケリを未然に防ぐ方法
――人へのケリケリを未然に防ぐ方法はあるのでしょうか。
藤井先生:
「ケリケリさせないためには、普段から遊ぶ時間を作り、おもちゃなどを使用して思いっきり本能を刺激するような遊びをしてあげましょう。『手や足よりも楽しいものがある』と認識させることも大切です。
また、手足をばたつかせて、猫の狩猟本能を刺激してしまうような動きをしないことも重要です。特に、小さな子供は自然とそのように振る舞ってしまい、家族の中でもケリケリされやすい対象となってしまうことがあります」
――ケリケリされたくないと思うときは、逆におもちゃでしっかりと遊んであげることが大切なんですね。貴重なお話をありがとうございました。
藤井先生:
「ケリケリさせないためには、普段から遊ぶ時間を作り、おもちゃなどを使用して思いっきり本能を刺激するような遊びをしてあげましょう。『手や足よりも楽しいものがある』と認識させることも大切です。
また、手足をばたつかせて、猫の狩猟本能を刺激してしまうような動きをしないことも重要です。特に、小さな子供は自然とそのように振る舞ってしまい、家族の中でもケリケリされやすい対象となってしまうことがあります」
――ケリケリされたくないと思うときは、逆におもちゃでしっかりと遊んであげることが大切なんですね。貴重なお話をありがとうございました。
一歩間違えば、ケリケリは人を傷つける可能性も。愛猫がケリケリしてきたら、その気持ちを受け止めて解消してあげましょう。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・藤井亜希奈先生)
取材・文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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