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多頭飼育崩壊からレスキューされた黒猫 保護猫カフェでは“問題児”だったけれど、飼い主に幸せをもたらす存在に

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Instagramに「#黒猫だってインスタ映え」「#かわいいは猫の仕事」などとタグ付けをし、黒猫の魅力を日々発信している、Instagramユーザーの@oreo_creamsand_blackcatさん。

遊ぶオレオくん
「ネコ星人、進化しすぎて立ち姿がほぼ人間」
@oreo_creamsand_blackcat

愛猫・黒猫のオレオくん(取材当時6才)の愛らしい姿は、Instagramで大人気! 多くの人たちを魅了しているんです。そんなオレオくんは、じつは保護猫だったのだとか。

今回、オレオくんとの出会いのエピソードを飼い主さんに聞きました。

オレオくんは、多頭飼育崩壊からレスキューされたコだった

キュルンとした表情が可愛いオレオくん
レスキューされた時点で3才だったというオレオくん。
@oreo_creamsand_blackcat

オレオくんとは、保護猫カフェで出会った飼い主さん。オーナーさんから聞いた話では、オレオくんは多頭飼育崩壊からレスキューされたコなのだそう。レスキューされたのは、推定3才の頃。オレオくんは狭いケージに複数匹一緒に入れられていたそうで、劣悪な環境で暮らしていたといいます。

その後、愛護センターに収容されていたオレオくん。オーナーさんがほかの猫を愛護センターに引き取りに行ったときに、オレオくんはケージの中からすごい勢いで鳴いて、アピールをしてきたのだとか。「これは連れて行ってあげないと」と思ったオーナーさんは、急遽オレオくんも引き取ることに。

こうして、オレオくんは保護猫カフェへとやってきたのでした。

なでられ待ちのオレオくん
@oreo_creamsand_blackcat

飼い主さんがオレオくんのいる保護猫カフェを訪れたのは、オレオくんが保護猫カフェに来て1カ月が経過した頃でした。当時、飼い主さんは8年間一緒に暮らしていた愛猫を病気で亡くし、悲しみに暮れていたのだそうです。

猫のいない生活はやはり寂しく、「もし次に猫を迎えるなら保護猫を」と、保護猫カフェを訪れることにしたといいます。

歩くオレオくん
@oreo_creamsand_blackcat

飼い主さん:
「初めて保護猫カフェを訪れたとき、私に興味をもって挨拶に来てくれた猫が何匹かいたのですが、オレオもそのうちの1匹です。オレオの第一印象は、『足が長くて、スタイルの良いカッコいい猫さんだな。クロヒョウみたい』でした。

オレオはほかの猫とは距離を置いて歩き回ったり、窓の外をチェックしたりしていて、『孤独を好む1匹オオカミ的なコなのかな』と思ったのですが、同時に、ときどき周りをうかがっている様子に少し違和感を覚えたんです」

保護猫カフェでは「問題児」だった

甘えるオレオくん
@oreo_creamsand_blackcat

その後、何度か保護猫カフェに通い、猫たちと交流を深めていった飼い主さん。オーナーさんからそれぞれのコの生い立ちなどを聞いているなかで、飼い主さんはオレオくんについてこんなことを思ったそうです。

飼い主さん:
『オレオは決してひとりを好んでいるのではなく、むしろ、ほかの猫と遊びたい思いが強いんだ』と思いました。オーナーさんによると、オレオは育った環境からか、ほかの猫との距離の取り方や関わり方がわからず、しつこく乱暴にしてしまい、ほかの猫たちから“総スカン状態”で孤立しているとのことでした。

カフェでは“問題児”のオレオ。オレオは本当は遊びたいだけなのに、『なんでみんな遊んでくれないの?』と寂しく感じていたのだろうと思います。私が感じた『オレオの態度の違和感』がこれだったと思いました」

楽しそうに遊ぶオレオくん
@oreo_creamsand_blackcat

飼い主さんは保護猫カフェに通いながら、オレオくんにそっと近寄ったりと、関係作りを始めることに。近寄っても逃げないようになると、少しだけ触らせてくれるようになり、ついには猫じゃらしで遊んでくれるまでになったのだとか。

猫じゃらしに夢中に猫パンチをするオレオくんを見て、「本当に遊びが大好きなコなんだ。猫同士ではうまく遊べないけど、人間の私なら上手に相手をしてあげられるかもしれない——そんなことを感じていた」と話す飼い主さん。

飼い主さんはオーナーさんに、「正式にオレオを家族に迎えたい」と、思いを伝えたのでした。

トライアルを開始するときに、印象深い出来事が

ごはん待ちのオレオくん
@oreo_creamsand_blackcat

トライアルを開始することになった飼い主さん。オレオくんが家にやってきたときに、印象的な出来事があったと振り返ります。

飼い主さん:
「オレオは今でもペットキャリーに入るのが大嫌いなのですが、トライアルのときは自らキャリーに乗り込んだみたいです。そんなオレオの姿を見てオーナーさんは驚いたそうで、『新しい家に行けるとわかっていたのかもね』なんて話をしていましたね」

眠るオレオくん
@oreo_creamsand_blackcat

トライアル初日は、ベッドの下に隠れて出てこなかったというオレオくんですが、翌日からは飼い主さんのところにすり寄ってきて甘えるような姿を見せていたそう。

当初、飼い主さんは「オレオとうまく生活できるかな? イタズラとかするかな?」と不安な気持ちもあったそうですが、オレオくんはまったく問題を起こすことなく、すんなりと生活に馴染んでくれたのだとか。

そして、あっという間にトライアル期間を終え、正式にオレオくんをお迎えすることになったのでした。

オレオくんを「我が家に迎えてよかった!」と思う日々

前足をパアッとするオレオくん
体のあちこちに白い毛が混じっているオレオくん。特に白い毛が背中にまとまって生えており、「黒い体からちらっと白いクリームが見えているみたい」と思い、クッキーの「オレオ」から名前をもらったそう。
@oreo_creamsand_blackcat

とても賢いコだというオレオくん。一緒に生活していくなかで、人とのコミュニケーションもだんだんと上手になっていったそうです。

声色を変えて感情を表現したり、無言でじっと目線を合わせて「目で訴える」表現方法を身につけたりと、さまざまな方法でコミュニケーションがとれるようになったのだとか。

楽しそうに遊ぶオレオくん
黒猫の魅力について、「艶やかな黒い毛はすごく神秘的な輝きをするし、光の当たり具合でピアノのような深い黒に見えたり、光に透けてオレンジっぽい茶色に見えたりと、本当に不思議な毛並みです」と、飼い主さん。
@oreo_creamsand_blackcat

また、オレオくんは遊ぶことが本当に大好きで、6才になった今でも子猫のように目をキラキラさせて、全力で遊びを楽しんでいるのだとか。

そんなオレオくんの姿を見ると、飼い主さんはとても嬉しくなり、「我が家に迎え入れてよかった」と心から思うそうです。

楽しそうに遊ぶオレオくん
@oreo_creamsand_blackcat

飼い主さん:
「保護猫カフェにいたときは孤独でクールな印象が強かったオレオですが、我が家で思う存分遊んでもらえるとわかると、目を見開いて夢中で猫じゃらしやボールを追いかけて遊ぶようになりました。

猫は『気まぐれで飽きっぽい』なんて言われますが、オレオは人間側が『もう勘弁して〜』となるまで同じことを繰り返して楽しみます。

『ああ〜これは確かに猫同士では遊べないわ(笑)』と、保護猫カフェでの状況にすごく納得がいったのと、『我が家に迎えてよかった。この性格にとことん付き合ってあげるからね!』と思いましたね」

オレオくんへの思いとは

爪切りを頑張ったオレオくん
@oreo_creamsand_blackcat

生まれてからの3年間、狭いケージに閉じ込められて育ったことが影響しているのか、体の自由を奪われることをひどく嫌うオレオくん。

なでることは早い段階で慣れてくれたそうですが、抱っこに関しては2年くらい経ってようやく「仕方ないな」と我慢してくれるようになったのだとか。

飼い主さん:
人間に酷い環境で育てられたオレオには、決して無理強いはしない——と心に決めていました。オレオが嫌がらないように、抱っこも少しずつ慣れていってもらいました。

爪切りや服薬など、オレオが嫌がることはいくつもあります。でも、『本当は嫌だけど、信じて我慢してあげる』というようなオレオの気持ちが伝わってくるんです。

オレオには、『私のことを信じてくれてありがとう!』という感謝の気持ちでいっぱいです」

舌をちょろっと出すオレオくん
「黒い体の中で輝く印象的な瞳」や「黒い顔の中でピンクの舌が目立って見えるところが可愛い」というのも、黒猫の魅力だそう!
@oreo_creamsand_blackcat

オレオくんと過ごす日々に、幸せを感じている飼い主さん。出会いを振り返り、オレオくんとこれからどのような日々を過ごしていきたいか、このように思いを話してくれました。

飼い主さん:
「私の夢のひとつに、『ご高齢の猫さんとのんびりまったり日々を過ごしてみたい』というのがあります。先代猫さんは、病気で若くして亡くしてしまいました。オレオとはお互いに歳をとって、『もうお互い若くないからね〜』とまったりひなたぼっこでもしたいです。

今は『オレオくん』と呼んでいますが、そのうち『オレオさん』『オレオじいさん』と、私の歳を追い越して大先輩になるでしょう。猫様に歳の取り方を学びながら、一緒に過ごしていきたいですね」

写真提供・取材協力/Instagram(@oreo_creamsand_blackcatさん)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ

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