猫が好き
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1匹で歩いていたボロボロの子猫、一時は失明の恐れも…偶然が重なった奇跡の保護、元気に成長した1年半後の姿
ニコちゃんとの出会い

ニコちゃんの体や顔はひどく汚れており、ボロボロの状態でした。飼い主さんは、突然目の前に子猫が現れて戸惑ったそうですが、助けを求めるかのように近づいて来るニコちゃんを見て、保護することを決意します。

「普段私は社内での業務が主な仕事で、外出することはあまりないんです。でも、あの日はたまたま外出していて、帰ってきたときに駐車場を歩いていたニコと出会いました。
外出していなかったら、少しでも時間がずれていたら…きっと、ニコと出会えていなかったと思います。ニコとの出会いは、本当に奇跡のような出会いでしたね」
病院に連れて行くと、つらい宣告が
また、ニコちゃんは感染症にかかっており、先生からつらい宣告をされたそうです。

「ニコの片目は潰れていて、失明するかもしれないとの診断を受けました。『命があるだけでもいい』と思いながらも、『本当にこのままずっと目が見えないままだったらどうしよう』と、不安しかなかったことを覚えています」
「先生から『ちゃんと見えているね!』と言ってもらえたときは、本当に本当に嬉しかったです。『諦めずに点眼薬を続けて良かった!』と心から思いました。
ニコも毎日の点眼を嫌がらずに、本当に頑張ってくれました。今でも後遺症で右目に曇りはありますが、ニコのチャームポイントだと思っています!」
成長するニコちゃんの姿を見て、感動する日々

「初めて自分からごはんを食べてくれたとき、おもちゃを目で追ってくれたとき、走って私のことを追いかけてくれたとき、ソファに飛び乗ったとき…いろんな“初めて”を見るたびに感動しました。
初めてキッチンの上に飛び乗ったときは、『ついにここまできたか!』と焦りましたね(笑)」
ニコちゃんとの暮らしは、毎日笑いが絶えない
ゴロゴロと喉を鳴らしているニコちゃんを見ていると、一日の疲れが吹っ飛ぶほど、癒されるといいます。
「ニコと出会えて本当によかった」と話す飼い主さん。いま、ニコちゃんに対してどのような思いを抱いているのでしょうか。
「猫と暮らすことは、もちろん大変なこともいっぱいありますが、ニコのいない生活はもう考えられません。毎日がとても幸せです」
「私たちが幸せを感じているように、ニコも『私たちの家族になれて幸せだ』と思ってくれていたら嬉しいです。
毎日いっぱい遊んで、大好きなごはんもおやつもいっぱい食べて、イタズラもいっぱいして…幸せな猫生を送ってほしいです。そしてこの先も一日でも長く、ニコと楽しく暮らしていきたいです」
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