猫が好き
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猫に「電気コード」をかじられた体験のある飼い主は2割 かじる原因と対策は
【調査】愛猫が電気コードをかじったことがある?
【体験談】飼い主さんが語る! 愛猫が電気コードをかじる状況
何かしてほしいときに、かじっている?
- 「何かを要求するときに噛むので、コードにカバーをつけました」
- 「誰もかまってあげないと噛む。コードは隠すかガードをつけた」
- 「スマホの充電器のコードをかじられました。他のものはかじったことがないのですが…起きてほしかったり、何かしてほしいときにかじるようで、毎回目の前でされるため、注意するとやめてくれます」
- 「かまわれたくてワザと噛んでいた」
- 「遊んでほしいときにコードをカミカミしていました。今はカミカミしても平気なように、ケーブルチューブで対策をしています」
歯がかゆくて、かじっていた?
- 「子猫のときに多分歯が生え変わる時期だったのか? コタツのコードやスマホの充電のコードを噛んでいたので、感電しないように電源は切ってました」
- 「今はまったくしなくなりましたが、子猫の頃、歯が痒かったのかコードの太さがいい感じだったらしく、かじっていた。かじったら危ないと思っていたので、事前に百均でコードガードを購入して、コードというコード全てに巻いてました」
- 「子猫の頃、興味があるのか歯がかゆいのか、たまにガジガジしてました。危ないと思い、家中のコードに螺旋状のコードカバーを巻きました。成長してからはかじらなくなりましたが、いつ興味が再燃するかわからないので、カバーはそのままにしてあります」
紐状のものを見るとかじりたくなる?
- 「紐と思ってかじってたので、慌てて電気コードを保護するのをつけました」
- 「今はほとんどしませんが、子猫のときは噛もうとしていました。充電コードなど細いものが噛みやすいようでした。基本ほとんどにコードカバーをつけています」
- 「紐状のものを見かけると一度は必ず噛むので、コードカバーをつけてから使うようにしています」
愛猫がコードをかじるときの状況はほかにも!
- 「大体のコードはカミカミされてしまう。噛み癖がある猫は、決まってます。ベッドの下やテレビの後ろで、コソコソしてるなと思うと、カミカミしてます」
- 「コードを動かしたときにじゃれついてくる。感電が恐いので、すぐに取り上げる」
- 「私がドライヤーを使っているときに、ドライヤーの動きに合わせてコードが揺れるので、手に取って噛んでいました。その度にドライヤーの風を猫に向け、離したらやめての繰り返しをしていました」
- 「遊びの延長で噛んでしまうことがあります。そのため、頻度が高いものから順に、コードをまとめるためのカバーを保護用として被せてあります」
【獣医師解説】猫が電気コードを噛む理由は? 飼い主さんができる対策も
猫が電気コードをかじる理由や、電気コードをかじる危険性、飼い主さんができる対策について、ねこのきもち獣医師相談室の丸山知美先生が解説します。
猫が電気コードをかじる理由
「ひも状のおもちゃが好きな猫は多いです。電気コードはひものような豊かな動きが出るので、興味を持ってしまうのではないでしょうか。また、電気コードの硬さも噛み応えがあったり、『ご家族の気を引きたい』という気持ちで噛んでいるコもいるかもしれないですね」
猫が電気コードをかじる危険性
「まず、通電している場合は感電のリスクがあります。感電の延長で、肺水腫という肺の疾患を起こすリスクもあるとされています。最悪の状態は心肺停止です。
感電している猫に触るのは、ご家族も大変危険です。まずは一度ブレーカーを落とし、できればゴム手袋か何かを手に付けて、愛猫に触ってあげてください。
また、電気コードをかみちぎって誤飲してしまうことで、胃の中や腸の中で異物になってしまったり、電線の部分を飲んでしまうことで口の中や胃腸を傷つけてしまう危険も考えられます」
電気コードをかじる猫に対して、できる対策は?
「とにかく、電気コードを隠すことでしょう。猫に噛まれて困るもの、危険なものは見せないことだと思います。
また、猫用グッズや100均などでも、できるだけ電気のコード系統を隠す収納グッズもありますし、猫が口にすると『まずい』と感じるペーストなども売られています。
また、猫がコードをかじっていたら、飼い主さんがおもちゃやおやつなどを使って、ほかのことに気をそらすなどの工夫をするのもよいかと思います」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・丸山知美先生)
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
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