猫が好き
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ペット飼育可の家に引っ越して、1カ月後に子猫を保護。突然の出会いからもうすぐ2年、現在の暮らしは
ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、コハクさんとの出会いや今の暮らしについて、飼い主さんに2回に分けて(1回目取材時、生後9カ月/2回目取材時、1才11カ月)お話を伺いました。
ペット飼育可の家に引っ越して1カ月後に、コハクさんと出会った

「夜の12時くらいに、ベランダのほうから子猫の鳴き声が聞こえてきたんです。最初は『お隣さんが猫を飼い始めたのかな?』と思っていたのですが、同じ時間に3日連続で子猫の鳴き声が聞こえてきて。耳を澄ますと、マンションの近くから聞こえたので、もしかしたら道路などにいるのかなと思い、近所を探してみることにしました」
コハクさんは目ヤニがひどくて、目が開いていなかったそうですが、飼い主さんご夫婦が近づくと自分から寄ってきてくれたのだそう。そんなコハクさんを見て、ご夫婦は保護することを決意したそうです。
「コハクさんを保護して翌日動物病院に連れて行くと、歯の生え方などから生後4週間程度だと判明しました。保護当時のコハクさんは体重が270gしかなく、小さいながらも必死で生きていました。
必死に叫んで私たちが見つけた命。誰かに譲ったりする選択肢はなく、大切に育てていこうと決めて、コハクさんを家にお迎えしたんです」
何事にも動じない性格で、「大物だな」と感じることも
「要求があるときはクルクルっと喉を鳴らして、静かに甘えてきます。病院などで犬が寄ってきても動じず、私たちの実家の犬や猫に対しても堂々としています。人見知りなどをまったくせず、どんな環境でも爆睡するので、子猫ながらに大物感が漂っていますね(笑)」
コハクさんの成長を実感する日々
体が小さかったコハクさんが大きくなっていく様子を日々見守り、成長を嬉しく感じているといいます。
「コハクさんはべったりと甘えるタイプではないですが、私たちが朝起きたときや仕事から帰ってきたとき、寝るときなどさまざまな場面で近くに寄ってきてくれます。
コハクさんに喜んでもらうために、キャットウォークをDIYしたりしました。初めてハンモックに入ってもらったときは、ふたりでガッツポーズしました!(笑) まだまだ遊んでもらいたいものがたくさんあるので、これからも作っていく予定です!」
大切な命を守っていきたい

2匹への思いを聞くと、「コハクさんとセンさんにも、毎日幸せだなと思ってもらえたら嬉しいです。動物は、可愛いだけでは大切に育てることはできません。大切な大切な命を、これからも守っていきたいと思います」と話していました。
【その後に迫る】現在のコハクさんとの暮らしについて聞いた!

「友人が家に来ると、コハクさんはみんなのニオイを一通り嗅いでスリスリと挨拶してまわり、部屋の真ん中でゴロンとおなかを出して寝ています。堂々としているのは相変わらずで、人が大好きなのでいっぱい甘えていますが、私にはまったく甘えてくれませんね(笑)」
「白猫のブルーアイの猫は難聴であることが多いそうで、コハクさんも耳がよく聞こえていないことが判明しました。そういえばコハクさんは全然出迎えに来ないし、雷にも動じないコで、どっしりとした性格だと思っていましたが、どうやら聞こえていなかったようです。
コハクさんに急に触れるとびっくりさせてしまうので、呼ぶときは床をとんとんと叩き、私に気づいてもらってから触れるようにしています」
コハクさんとセンさんの関係は?
「コハクさんとセンさんは、付かず離れずの関係です。必要以上にベタベタしないけど、同じ空間には一緒にいて、私がおもちゃを持ったときはお互いに譲り合っています。
センさんはコハクさんの長いしっぽで遊びたくてちょっかいを出しますが、コハクさんはそういうのは嫌いなようで…イカ耳になって怒って追いかけたりしていますね(笑)」
コハクさんたちへの思いとは
「コハクさんとセンさんは、当たり前にそばにいてくれる大切な家族です。私の日々の癒しであり、このコたちのために健康でいようと思えます。
世の中はまだ新型コロナウイルスの影響が続いていて、当たり前だったことが当たり前でなくなる事柄が増えてきました。2匹と一緒にいられる今この時間を当たり前と思わず、これからも一日一日を大切に過ごしていきたいと思います」
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