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ペット飼育可の家に引っ越して、1カ月後に子猫を保護。突然の出会いからもうすぐ2年、現在の暮らしは

「いつか動物と暮らしたい」という思いは、突然実現することもあるようです。
可愛いポーズをするコハクさん
@kohakuu.sen
Instagramユーザーの@kohakuu.senさんも、愛猫・コハクさんとの出会いは突然だったといいます。

ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、コハクさんとの出会いや今の暮らしについて、飼い主さんに2回に分けて(1回目取材時、生後9カ月/2回目取材時、1才11カ月)お話を伺いました。

ペット飼育可の家に引っ越して1カ月後に、コハクさんと出会った

保護当時のコハクさん
保護当時のコハクさん
@kohakuu.sen
昔から動物が好きだという飼い主さんご夫婦。「いつか動物と暮らしたい」と考えており、ペット飼育可のマンションに引っ越しをしたのだそう。「生活が落ち着いたら、保護猫の譲渡会に行きたいね」と話をしていましたが、引っ越しから約1カ月が経過した頃に、コハクさんとの出会いが突然やってきたのだといいます。
抱っこされるコハクさん
@kohakuu.sen
飼い主さん:
「夜の12時くらいに、ベランダのほうから子猫の鳴き声が聞こえてきたんです。最初は『お隣さんが猫を飼い始めたのかな?』と思っていたのですが、同じ時間に3日連続で子猫の鳴き声が聞こえてきて。耳を澄ますと、マンションの近くから聞こえたので、もしかしたら道路などにいるのかなと思い、近所を探してみることにしました」
眠るコハクさん
@kohakuu.sen
声を頼りに1時間ほど辺りを探すと、空き家の玄関の前で小さく震えている真っ白な子猫がいたのだそう。そのコが、コハクさんでした。

コハクさんは目ヤニがひどくて、目が開いていなかったそうですが、飼い主さんご夫婦が近づくと自分から寄ってきてくれたのだそう。そんなコハクさんを見て、ご夫婦は保護することを決意したそうです。
見つめるコハクさん
@kohakuu.sen
飼い主さん:
「コハクさんを保護して翌日動物病院に連れて行くと、歯の生え方などから生後4週間程度だと判明しました。保護当時のコハクさんは体重が270gしかなく、小さいながらも必死で生きていました。

必死に叫んで私たちが見つけた命。誰かに譲ったりする選択肢はなく、大切に育てていこうと決めて、コハクさんを家にお迎えしたんです」
こうして飼い主さんご夫婦はコハクさんを家族に迎え、猫との暮らしをスタートさせたのでした。

何事にも動じない性格で、「大物だな」と感じることも

ブルーアイが魅力的なコハクさん
@kohakuu.sen
真っ白な毛並みやブルーアイ、ピンクの鼻と肉球、ほんのり黄色いカギしっぽが特徴だというコハクさん。鼻の上や耳の近くを撫でられるのが大好きなのだとか。
眠そうなコハクさん
@kohakuu.sen
飼い主さんは、一緒に暮らすなかでわかった「コハクさんの魅力」をこのように話します。
飼い主さん:
「要求があるときはクルクルっと喉を鳴らして、静かに甘えてきます。病院などで犬が寄ってきても動じず、私たちの実家の犬や猫に対しても堂々としています。人見知りなどをまったくせず、どんな環境でも爆睡するので、子猫ながらに大物感が漂っていますね(笑)」

コハクさんの成長を実感する日々

紙袋で遊ぶコハクさん
@kohakuu.sen
迎えた頃はヨチヨチ歩きで階段も登れず、ジャンプ力も弱かったというコハクさん。段差を行き来できるようになるだけで、ご夫婦で大喜びしたそう。

体が小さかったコハクさんが大きくなっていく様子を日々見守り、成長を嬉しく感じているといいます。
あくびをするコハクさん
@kohakuu.sen
また、コハクさんと過ごす毎日は癒しであふれていて、飼い主さんは「生活の中心にはいつもコハクさんがいる」と話していました。
飼い主さん:
「コハクさんはべったりと甘えるタイプではないですが、私たちが朝起きたときや仕事から帰ってきたとき、寝るときなどさまざまな場面で近くに寄ってきてくれます。

コハクさんに喜んでもらうために、キャットウォークをDIYしたりしました。初めてハンモックに入ってもらったときは、ふたりでガッツポーズしました!(笑) まだまだ遊んでもらいたいものがたくさんあるので、これからも作っていく予定です!」

大切な命を守っていきたい

コハクさんとセンさん
(写真左から)センさん、コハクさん。飼い主さんは「ゆっくり仲を深めてほしいな」と思いながら、2匹の関係性を見守っているそうです。
@kohakuu.sen
飼い主さんご夫婦は、2021年5月に譲渡会で出会った保護子猫・センさんも家族に迎えました。コハクさんとセンさんは出会ったばかりで、まだ少し距離感があるそうですが、少しずつ距離を縮めているのだそう。
くつろぐコハクさん
@kohakuu.sen
おうち時間が増えて、「コハクさんやセンさんと過ごす時間が唯一の癒し」と話す飼い主さん。

2匹への思いを聞くと、「コハクさんとセンさんにも、毎日幸せだなと思ってもらえたら嬉しいです。動物は、可愛いだけでは大切に育てることはできません。大切な大切な命を、これからも守っていきたいと思います」と話していました。

【その後に迫る】現在のコハクさんとの暮らしについて聞いた!

コハクさんとセンさん
(写真左から)センさん、コハクさん
写真提供/@kohakuu.sen
前回の取材から1年と少しが経過し、コハクさんは1才11カ月になりました。その後、コハクさんはどのようなコに成長したのでしょうか。飼い主さんに改めてお話を聞きました。
——現在のコハクさんの様子はどうですか?
飼い主さん:
「友人が家に来ると、コハクさんはみんなのニオイを一通り嗅いでスリスリと挨拶してまわり、部屋の真ん中でゴロンとおなかを出して寝ています。堂々としているのは相変わらずで、人が大好きなのでいっぱい甘えていますが、私にはまったく甘えてくれませんね(笑)」
コハクさんとセンさん
写真提供/@kohakuu.sen
——前回の取材以降、なにか印象に残っている出来事はありますか?
飼い主さん:
「白猫のブルーアイの猫は難聴であることが多いそうで、コハクさんも耳がよく聞こえていないことが判明しました。そういえばコハクさんは全然出迎えに来ないし、雷にも動じないコで、どっしりとした性格だと思っていましたが、どうやら聞こえていなかったようです。

コハクさんに急に触れるとびっくりさせてしまうので、呼ぶときは床をとんとんと叩き、私に気づいてもらってから触れるようにしています」

コハクさんとセンさんの関係は?

まったりするコハクさんとセンさん
写真提供/@kohakuu.sen
——その後、コハクさんとセンさんの関係はどうでしょうか?
飼い主さん:
「コハクさんとセンさんは、付かず離れずの関係です。必要以上にベタベタしないけど、同じ空間には一緒にいて、私がおもちゃを持ったときはお互いに譲り合っています。

センさんはコハクさんの長いしっぽで遊びたくてちょっかいを出しますが、コハクさんはそういうのは嫌いなようで…イカ耳になって怒って追いかけたりしていますね(笑)」
——コハクさんとセンさんは、お互いが心地よいと思う距離感を保って過ごしているようですね。

コハクさんたちへの思いとは

まったりするコハクさんとセンさん
写真提供/@kohakuu.sen
——改めてになりますが、コハクさんたちへの思いを聞かせてください。
飼い主さん:
「コハクさんとセンさんは、当たり前にそばにいてくれる大切な家族です。私の日々の癒しであり、このコたちのために健康でいようと思えます。

世の中はまだ新型コロナウイルスの影響が続いていて、当たり前だったことが当たり前でなくなる事柄が増えてきました。2匹と一緒にいられる今この時間を当たり前と思わず、これからも一日一日を大切に過ごしていきたいと思います」
写真提供・取材協力/Instagram(@kohakuu.senさん)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ
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