何が起こっているんだ…。
@nya_1650
今回紹介するのは、Instagramユーザー
@nya_1650さんの愛猫・にゃーにゃくん(オス/取材当時8才)。壺に頭を突っ込んでなにやら「フシギな体勢」のにゃーにゃくんですが…じつはこのとき、
猫じゃらしで遊んでいる最中だったようなのです。
なぜこの体勢で…?
顔を隠し、難易度の高すぎるポーズで猫じゃらしで遊ぶ、にゃーにゃくん。普通に遊べばいいのに、なぜ…(笑)
飼い主さんによれば、にゃーにゃくんは決してふざけているのではなく、いたって真剣とのこと。ツッコミどころ満載なにゃーにゃくんの姿は、見ていて笑いが止まりません!
そんなにゃーにゃくんのことを、横で心配そうに見守る後輩猫・サンちゃん(オス/取材当時4才)。なんともシュールな光景ですが、「いつも通りの光景」とのことです。
最高におもしろい姿を見せてくれた2匹には、Instagramユーザーから「センパイ、何故にその体勢…」「後輩ちゃん、めっちゃ引きまくり 温度差が笑えます」「だんだんと尾尻が顔の新しい生物に見えてきました」「笑いが止まりませんでした」「もはや芸術レベルです」「天才的な体勢で才能を感じます」などと、反響の声が寄せられていました。
そんなにゃーにゃくんについて、ねこのきもちWEB MAGAZINEは飼い主さんに詳しいお話をうかがいました。
「頭を突っ込む」スタイルは以前から
ダンボール箱の中で遊ぶときも、独特のスタイル?(笑)
@nya_1650
もともとダンボール箱が大好きで、箱を見ると頭から飛び込んでいたという、にゃーにゃくん。飼い主さんのお母さんが紙の紐で作ったというあの壺を与えたところ、にゃーにゃくんは同じように頭から飛び込んで入っていくようになったのだとか。
それ以降、飼い主さんが壺の前でパタパタと猫じゃらしなどを振ると、にゃーにゃくんは走ってきては、なぜかそのまま壺の中に飛び込むのだそうです。
にゃーにゃくんは、おなかがいっぱいだったりご機嫌だったりするときに、壺の中に頭を入れがちなのだとか♪
@nya_1650
にゃーにゃくんのフシギな行動について、飼い主さんはどのように思っているのでしょうか。
飼い主さん:
「顔を突っ込んだまま一生懸命に猫じゃらしを取ろうとするのですが、当然何も見えていないので、残念ながら取れません(笑)」
「壺に魅了された男の日常」
@nya_1650
飼い主さん:
「そのうち疲れてきて、壺に刺さったまま動かなくなる日もありますが、頭が刺さったままダンダンと地団駄を踏んで怒りながら壺から出て、走り去っていくことがほとんどです。
あの投稿の日は走り去らずに、疲れてそのままぐにゃりとボディが折れたまま休むバージョンの日でした。後輩猫のサンちゃんは、そんなにゃーにゃ先輩をいつも静かに眺めていますね(笑)」
以前は壺の中にスッポリ入ることができていた
まだピカピカだった頃の壺がこちら(笑)
@nya_1650
飼い主さんによれば、壺を与えた最初の頃は、にゃーにゃくんは壺の中にスッポリとおさまることができたとのこと。しかし、いつからかふっくらとしたボディになってしまったため、入らなくなってしまったのだとか。
にゃーにゃくんが壺の中に頭を入れる理由について、飼い主さんは「にゃーにゃはなぜ以前のように中に入れなくなったのか、自分ではわかっていないのかも」と思うそうです。
また、最初の頃はピカピカだった壺は、2匹が爪をとぐので今ではボロボロになってしまいましたが、「入り口がへたったおかげで、にゃーにゃが刺さっているときの足場となったので結果オーライです(笑)」とも話していました。
もうすぐ9才になるにゃーにゃくんへの思い
もうすぐ9才になるという、にゃーにゃくん。寝ている時間が増えたそうですが、飼い主さんは「にゃーにゃのどんなしぐさも愛おしい」といいます。
たとえば、おしりをトントン叩いてほしいときに、にゃーにゃくんは飼い主さんから少し距離をとったところで黙っておしりをスッ…と上げたまま待ち続けていることがあるのだとか。にゃーにゃくんが満足するまでおしりをトントンしたつもりでも、飼い主さんが疲れて途中で手を止めると「ニャ!」と即文句を言ってくるのだそうです。
日常でおもしろ可愛い行動などをたくさん見せてくれて、飼い主さんのことを笑わせてくれるにゃーにゃくん。そんなにゃーにゃくんへの思いを、飼い主さんに聞きました。
飼い主さん:
「今までは、にゃーにゃは後輩猫のサンちゃんがそばに来るのを嫌がっていました。でも最近は、にゃーにゃが寝ているところにサンちゃんが来てそのままそっと横になって眠っても、にゃーにゃは怒らなくなりました。そのまま飼い主が眠る布団の上で、2匹が並んで寝ていることがあります。その姿を見ると、いつまでもこんな時間が続くといいなと思います。
そして、いつまでも元気に壺に刺さり続けてほしいなあと思っています」
写真提供・取材協力/Instagram(
@nya_1650さん)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ