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芸術家に愛されて…元東京藝大の看板猫・ぴーちゃんの今

看板猫の存在というのは、癒しであり魅力的。上野の森の奥深く、芸術家を育てる東京藝術大学の守衛所にも、かつて看板猫がいました。
元東京芸大看板ネコ「ぴーちゃん」
@nekopp
グレーの八割れの模様のこのコ、実に名前がいっぱいありまして……守衛ねこさま、青木さん、さちこ、次郎、との、ニコル、はんだごてちゃんなどなど……あがってきただけで10種類以上。

それぞれの学生さんが、思い思いの名前で呼んでいたことでしょう、実際には、もっと名前を持っていたのではないかと想像されます。

一応、守衛さんは「ぴーちゃん」と呼んでいたそうで、これが公式の名前だといわれています。

なぜ「元」看板猫?

ぴーちゃん
ぴーちゃんはしばしば守衛所の前にいて、守衛さんのごとく人々の行き来を見守ったり、撫でてもらって、寝転んだりしていました。

とくに、大学で演奏会が開かれた夜の帰り道には、お客さんも出演者も校門の前で佇むぴーちゃんに遭遇しては、声をかけ頭を撫でてから帰ったそうです。

そんなぴーちゃん、なぜ今は看板猫をしていないかというと……

家猫になっていた!

元東京芸大看板ネコ「ぴーちゃん」
@nekopp
実は、そのあまりのかわいらしさに「引き取りたい」という方が現れ、現在ぴーちゃんは家猫としてのんびり暮らしているんです!

ぴーちゃんのフェイスブックでは、そのゆったりとした暮らしぶりが見て取れます。あれ、ぴーちゃんもしかして、守衛猫時代よりもまるまるとしているような……幸せ太りですね♡ 

ぴーちゃんの後輩、現る!?

藝大の学生さんたちは、芸術という終わりなき道を極める中で、練習や製作の途中にぴーちゃんに癒されたに違いありません。

なお、東京藝大は上野公園の中にあり、また猫が多いことで知られる谷中地区にも面しているため、大学の周りをふらりと歩けば必ず猫に遭遇するといっても過言ではありません。

上野の猫たちは、美術と音楽の造詣にも深い……かも? 第二の「ぴーちゃん」の登場を、学生たちは心待ちにしています。
参照/Facebookページ「元東京芸大看板ネコ「ぴーちゃん」」(@nekopp
文/原田真帆
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