猫が好き
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「引き離すのはかわいそう」と、2匹の保護子猫を家族にお迎え→3才に成長した今、幸せをもたらす“かけがえのない存在”に!

飼い主さんが「うちのコ記念日」と投稿していたこちらの一枚には、ヤマくんがワカちゃんの首元を吸いながら寄り添って眠る姿が写っています。
この写真を撮影したのは、家族に迎えて間もない時期。もともと同じ保護施設で一緒に過ごしていたきょうだい猫ということもあり、お互いを思い合う様子が伝わる一枚ですね。

別のコに会いに行った動物愛護センターで、「心を撃ち抜かれた」出会いが!

その後、動物を飼える環境などがようやく整った飼い主さんは、たまたま動物愛護センターのホームページをのぞいてみたのだそう。当初、飼い主さんはホームページに掲載されていた別の保護猫が気になり会いに行ったそうですが、「心を撃ち抜かれた」という別の出会いが。
それが、人懐っこい姿を見せていたワカちゃんとヤマくんでした。

飼い主さん:
「初めて動物と暮らすのに2匹なんて大丈夫なのかと不安で、1週間、家族で考えました。たくさん考えた末、2匹を引き離すのはかわいそうだし、家族で協力してお迎えしようと決意したんです」
2匹は現在3才に! 左右対称のチャームポイントでますます「そっくり!」

それは、2匹の口元にあるホクロのような模様。ワカちゃんは右側、ヤマくんは左側にあり、見事に左右対称となっています。家族に迎えたころはワカちゃんにだけあったそうですが、成長とともにヤマくんにも表れ、今では左右対称のチャームポイントとなっているそうです。
好奇心旺盛なワカちゃん、怖がりで甘えん坊なヤマくん

飼い主さんいわく、ワカちゃんは「とにかく好奇心旺盛なコ」。来客や初めて見るものにも臆することなく、玄関チャイムが鳴れば飼い主さんと一緒に玄関までお迎えに行ったり、新しい猫グッズでも真っ先に挑戦するようなコなのだといいます。
一方のヤマくんは、「怖がりさん」。初めて見る猫グッズは、ワカちゃんが試しているところを確認し、大丈夫だとわかってから近づくのだそう。最終的には「横取りをして我が物顔で使い始める」という、ちゃっかりした一面もあるのだとか。

「ワカは、私の母が遊びに来るとずっと母と話しているような様子で、『賢いね!』と褒めてもらうほど上手に返事もしています。
中学生の息子のことは“自分の弟分”だと思っているようで、よく『ニャー』と鳴いて頭をポンッと叩くような“指導”をしています(笑) でも、息子が私に叱られているときには間に入って必死に止めに来るという、“姉御肌”でもあるようです」

「ヤマは怖がりな性格に加えて、とにかく甘えん坊です。ワカに『かわいいね、賢いね』となでていると、ヤマも『ニャ!』と鳴いて近寄ってきて、頭を擦り付けてきます。ワカと同じことをしてあげると、満足気な顔をしています。
また、朝は決まった時間になると起こしに来てくれるしっかり者です。『朝だよ!』と言っているかのように起こしに来て、そのまま私が起きるまで横にいてくれるんです。
私が落ち込んでいるときには私の話をじっと聞いてくれたり、ハグさせてくれたりも。不思議と元気をもらえます」
ワカちゃん、ヤマくんへの思い


飼い主さん:
「ワカとヤマがいない生活は考えられません。これからも、お互い健やかに年を重ねていきたいです」
取材・文/山田リタ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年4月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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