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羊毛フェルト作品のようで、じつは石鹸!? “愛でるもよし、使うもよし”な猫の「フェルトソープ」が可愛い!

癒しを求めて猫モチーフのグッズに手を伸ばしてしまう、という猫好きさんは多いことでしょう。そんな人にピッタリなグッズが!
「wooly soap(ねこせっけん)」
@woolymorly
今回紹介するのは、Wooly&Morlyさん(@woolymorly)が手がける猫モチーフグッズ。一見、猫の羊毛フェルト作品のようですが、じつはフェルトソープなのだとか!

Wooly&Morlyさんがつくる「wooly soap(ねこせっけん)」とは、一体どのようなものなのか——お話を聞きました。

「wooly soap(ねこせっけん)」とは

「wooly soap(ねこせっけん)」
@woolymorly
フェルトソープとは、石鹸を羊毛で包んだもののこと。羊毛の殺菌・抗菌効果や、羊毛脂が肌に良いとされていること、繰り返し使うことができるサステナブルな点などから、海外ではオーガニック思考の方をはじめとして流行しているのだとか。
「wooly soap(ねこせっけん)」
@woolymorly
海外を旅していたときにフェルトソープの存在を知ったという、Wooly&Morlyさん。日本ではなかなか売っているところがないため、「自分で作ってみよう」と思ったことが制作のきっかけだったといいます。
Wooly&Morlyさん:
「ただ石鹸を羊毛で包んだだけではつまらないので、なにかオリジナリティのあるものを作りたいと思い、石鹸をしばらく眺めていたんです。

すると、丸々とした猫の姿が頭に浮かび上がってきて。それで最初に作ったのが、この『wooly soap(ねこせっけん)』です。自分でも『これはたまらなく可愛い!』と思いました」

ひとつひとつ、思いを込めながら手作業で

「wooly soap(ねこせっけん)」
猫になる前の乾かしている状態。
@woolymorly
wooly soap(ねこせっけん)は、お子さんや肌が敏感な方でも安心して使えるように、国産の無添加石鹸を使用しています。石鹸の角を削って丸いフォルムをつくるところから始まり、その後は石鹸を羊毛で包み、ぬるま湯につけながらフェルト化していくのだとか。

「このときにとにかく心穏やかに、愛情を込めて制作している」と、Wooly&Morlyさんは話します。
Wooly&Morlyさん:
「フシギなのですが、焦ったり心に余裕がないときに制作をすると、うまくいかないんです。なので優しく、たっぷりと時間をかけて丁寧に制作をしています。

制作中は『子猫をなでているような感覚』で、癒されながら作っています」
「wooly soap(ねこせっけん)」
@woolymorly
フェルト化ができたら1日天日干しをし、手刺繍で顔をつくり、また天日干しの作業。ひとつのwooly soap(ねこせっけん)が完成するまでに、3〜4日ほどかかるのだそうです。

ひとつとして同じ表情はない

「wooly soap(ねこせっけん)」
@woolymorly
wooly soap(ねこせっけん)は、猫たちの愛らしい表情が印象的。Wooly&Morlyさんによれば、同じように作ろうと思っても、みんなそれぞれ違う表情になるのだそうです。

表情へのこだわりについて、こう話していました。
Wooly&Morlyさん:
「目が左上を向いていたり右下を向いていたりと、向きはさまざまですが、目はどのコも“明後日の方向”を向いているのがクスッと笑えるポイントです。目を刺繍したあとは、まるで命が吹き込まれたかのようでとても愛着が湧きます。

本当はすべて手放したくないほどなのですが…『たくさん癒してあげてね』『いってらっしゃい!』という気持ちを込めて、丁寧にお包みし、送り出しています」

インテリアにもおすすめな「wooly soap(ねこせっけん)」 贈り物にもピッタリ!

「wooly soap(ねこせっけん)」
wooly soap(ねこせっけん)は、「愛でるもよし、使うもよし」。ギフトにもおすすめ♪
@woolymorly
wooly soap(ねこせっけん)を購入した人は、石鹸として使わずに、インテリアとして部屋や玄関に飾っている人も多いのだそう。「多くの方に『石鹸』以上の価値を感じていただき、大変嬉しく思う」と、Wooly&Morlyさんはいいます。
「wooly soap(ねこせっけん)」
@woolymorly
また、癒しグッズとして「大切な方へのギフト」に選んでいただくことも多いのだとか。そのため、特注の箱に入れたりと、梱包する際にもこだわっているとのこと。

「消耗品として考えるのではなく、ずっと大切にしていただけるように——ひとつひとつの工程を妥協せず、材料選びにもこだわり、思いやりや優しさのこもったギフトになるように心がけています」と、Wooly&Morlyさんは話していました。

制作を通じて、大好きな猫のためになにかできることを

「wooly soap(ねこせっけん)」
@woolymorly
自分用にも、贈り物としても人気があるwooly soap(ねこせっけん)。Wooly&Morlyさんによれば、2023年1月からwooly soap(ねこせっけん)の売上の一部を、保護犬猫支援のために寄付することにしたのだそう。

それには、次のような思いがあったそうです。
Wooly&Morlyさん:
「私は大の猫好きなのですが、残念ながら家庭の事情ですぐに家族に迎え入れることができなかったんです。そんなときに、『どこかで困っている猫のために、私にでもできることはないか』と考えて、寄付することにしました。

wooly soap(ねこせっけん)をお求めいただくことで、日常がちょっぴり幸せになるというだけでなく、保護犬猫の支援に繋がる——“幸せの循環”が生まれることを常に想像することが、私の制作の活力にもなっています。

ちなみについ最近、ようやく保護猫ちゃんをお迎えすることができました。ブリティッシュショートヘアの女のコです。まだ家族になって間もないですが、可愛くて愛おしくて仕方ないです。“うちの子柄”を探して買いたくなる気持ちも、よ〜くわかるようになりました(笑)

猫と一緒に暮らしていくことで、今まで以上に猫の気持ちや可愛いところをたくさん知れると思うので、今後の制作にも活かしていきたいと思います」

今後の展望について

「wooly soap(ねこせっけん)」
とらねこ3カラーは背中にもこだわりが!
@woolymorly
「ひとりでも多くの方に“癒し”をお届けできるように、日々コツコツと丁寧に。wooly soap(ねこせっけん)を作り続けていきたい」と話す、Wooly&Morlyさん。

今後については、このようにも話していました。
Wooly&Morlyさん:
「みなさんのご要望にお応えし、今年はトラネコ、ハチワレ、シャムなど、たくさんの新柄を発売予定です!

また、制作が忙しくてなかなか再開できずにいますが、『うちの子オーダー制作』も待望のお声をたくさんいただいているので、時期を見てぜひ再開したいと思っています」
「wooly soap(ねこせっけん)」
@woolymorly
さらに、「ナデナデしながらwooly soap(ねこせっけん)を作る“癒しの時間”もみなさんにも味わっていただきたく、『いつかワークショップ等で一緒に体験していただくのも楽しそうだな』と、想像を膨らませています!」とのこと。

Wooly&Morlyさんの素敵な作品やうちの子オーダー制作などの情報は、ぜひInstagramでチェックしてみてください。
写真提供・取材協力/Wooly&Morlyさん(@woolymorly
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ
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