Instagramユーザー
@_kankichi.diary_さんが
「お兄ちゃんのお風呂待ち、ドア開けられるようになった」と投稿したこちらの写真。
撮影当時、「お兄ちゃん」こと飼い主さんの弟さんが洗面所で支度をしていると、愛猫・かんきちくん(撮影当時、生後10カ月/ブリティッシュショートヘア)がドアの隙間から目をキラキラさせてひょっこり覗いて待っていました。
さらに、前足でちょんちょんとドアを開け始めたかんきちくん。それに気づいた弟さんがドアを優しく閉めますが、かんきちくんはまたもそーっとドアを開けて、弟さんがまたドアを閉めて…と遊んだといいます。
かんきちくんの成長に家族は大喜び
当時の様子を詳しく飼い主さんに聞くと、風呂場から弟さんの「来て!」という叫び声が聞こえて飼い主さんが向かうと、そこにはドアを開けようとするかんきちくんがいたのだそう。ドアを開ける楽しさをおぼえたのか、かんきちくんは目をキラキラさせて喜んでいたといいます。
かんきちくんの成長に、弟さんは「お風呂上がりのやることが全然進まない!」と楽しんでいたようで、飼い主さんとお母さんも「可愛い!」「かんかんすごいねー!!」と嬉しい悲鳴をあげたとのことです。
激レアイベントだった?
普段から家族がお風呂に入るとドアの前で待っているかんきちくんですが、こんな風にドアを開けて遊んでいたのは初めてだったようで、「かんかん、そんなことできるようになったの〜!?」と飼い主さん家族は大騒ぎ。
しかし、この日以降やってくれなくなり、ドアで遊ぶのはこの撮影された1回だけなのだそうです。
かんきちくんはどんなコ?
まんまるの顔、綺麗な赤茶色の目、背中にあるハートの模様がトレードマークのかんきちくん。性格は臆病で小心者だそうで、家に来たばかりの頃はケージから出られず、ペットショップの店員さんも「このコは抱っこはちょっとできなくて…」と話すほどでした。
しかし、家に迎えてからは家族みんなと仲良くなり、今では常に家族の近くにいます。抱っこもOKで、家族の腕の中でウトウトすることもあるなど、リラックスした様子を見せているそうです。
飼い主さん:
「お父さんや私がリモートワークのときは、部屋に来て寝たり。お風呂も出てくるまで待ってたり。お母さんが風邪をひいてしまったときはずーっと同じベッドにいて看病するように寄り添っていたくらい、優しいところもあります」
たまらなく愛おしい存在
かんきちくんをお迎えしてからの印象的な出来事についてうかがうと、飼い主さんは去勢手術で病院に行ったときに看護師さんから聞いたエピソードを話してくれました。
飼い主さん:
「病院の待ち時間で少し時間があったので、好きに部屋を歩いていいよ〜と看護師さんがかんきちのケージを開けてあげたらしいのですが、『かんきちくんはケージから2、3歩踏み出して、そのまま2、3歩戻って、結局出てきませんでした』と言われました。
元々の怖がりな性格や、家に来たばかりの様子を知っているからこそ、家族に心を許してくれたのが本当に嬉しく、たまらなく愛おしいです」
また、かんきちくんが便秘気味だったとき、お母さんが抱っこをしてマッサージをしたら、気持ち良さそうな表情を浮かべてすぐにウンチが出たというエピソードも。飼い主さんは「母親の愛ってスゴい!」と笑ってしまったそうで、抱っこされているときの幸せそうな表情も印象的だったそうです。
臆病だけれど、飼い主さんたち家族には心を許しているかんきちくん。これからも大好きな人たちに見守られながら、幸せな日々を過ごしてほしいですね!
写真提供・取材協力/Instagram(
@_kankichi.diary_さん)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/二宮ねこむ