今回紹介するのは、Instagramユーザー
@yuriyuri4mamaさんの愛猫・じゅじゅちゃん(取材当時7才/マンチカン)。飼い主さんが投稿した生後2カ月のじゅじゅちゃんの様子には、
自分の影を発見してぴょんぴょんと飛び跳ねる姿が収められていました。
自分の影を「つかまえた!」
飼い主さんに話を聞くと、撮影当時は飼い主さんの家で産まれたほかの兄妹猫たちが新しい家族のもとへ巣立った頃だったそう。みんなと遊ぶのが日課だったじゅじゅちゃんは、ひとりになって自分の影で遊ぶことを覚え始めたといいます。
飼い主さん:
「兄妹たちがいたときも割とおっとりしていたので、ひとり遊びはよくしていました。ひとりになって影の存在に気がついて、特に興味を惹かれたようです。夢中になると立っちするという行動も、影で遊ぶようになったことがきっかけかもしれません」
じゅじゅちゃんのこの行動を見たときの心境について、飼い主さんは「一生懸命ジャンプしてみたり、すくっと立ってみたり、私たちの指の影にも反応するので、本当に可愛らしかったのを覚えています」「ずっと眺めてられるっていうくらい愛おしかったです」と振り返ります。
成猫になった今もこの遊びは健在!
7才の今でも、じゅじゅちゃんは影で遊んでいるとのこと。最近投稿されたこちらの動画でも、生後2カ月当時と変わらずに楽しそうに遊ぶじゅじゅちゃんの様子が収められていました。
体は成長しても、飼い主さんにとってじゅじゅちゃんは「いつまで経っても赤ちゃんのような存在」。子猫のときから変わらない可愛さが残っているじゅじゅちゃんのことが、愛おしくて仕方ないと話します。
じゅじゅちゃんはどんなコ?
じゅじゅちゃんはおっとりな性格で、兄妹たちが走り回るなかでひとりだけあまり動かずにぽーっと座るなど、マイペースな個性派。甘えん坊な一面もあり、寝るときは飼い主さんの枕元にいるようです。
また、とても賢いコでもあるそうで、ごはんのときには「オテ」「オカワリ」が上手にできるのだとか。おやつをあげるときには、飼い主さんの「これいる人〜!」の声かけに反応して「はーい!」と左前足をあげる練習をしたところ、あっという間におぼえたそうです。
猫たちと気持ちが通じる瞬間
猫と暮らし始めて14年になるという飼い主さん。飼い始めたきっかけは「子育てが落ち着いたらどんな生活になるのか」と考えたことがきっかけでした。
長年一緒に過ごしている愛猫については、「可愛い」「癒される」という気持ちだけでなく、「あ、今気持ちが通じた」「単語ではなく会話ができている」と思う瞬間があるそうです。
飼い主さん:
「私が悲しいことがあって泣いていたりすると、横に寄り添って涙の跡をなめてくれたこともあります。言葉では表せないような不思議なこともありました。
今も毎日、『可愛い』と言葉に出したり声を出して笑ったりします。これは、ひとりでいたら絶対にない刺激だろうなと思います(笑)
今日あったおもしろかったことを動画や写真で家族LINEで共有し合う楽しみもあります。おかげで、子どもたちがみんな巣立っても淋しさを感じることなく過ごせています。猫との暮らしは、それが最大の魅力かもしれません」
子猫の頃の遊びを今も楽しんでいるじゅじゅちゃん。これからもマイペースに幸せな日々を過ごしてほしいですね!
写真提供・取材協力/
@yuriyuri4mamaさん/Instagram
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/二宮ねこむ