庭の物置裏から聞こえてきた、か弱い鳴き声。声の正体は、まだ生まれたばかりの小さな子猫でした。
つぶらな瞳でカメラを見つめる生後1カ月ごろのラテちゃん
紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー
@ru_le_ro_la_chiさんの愛猫・ラテちゃん(取材時、生後4カ月)の成長記録です。
こちらの写真は
生後1カ月ごろ、目がようやくしっかりと開いたころに撮影されたもの。ふわふわとしたグレーと白の毛に包まれ、つぶらな瞳でカメラを見つめる姿には、まだあどけなさがたっぷりと残っています。
当時はまだ動きものんびりしており、飼い主さんは「目線いっぱいくれるモデルさんみたいだねー」と話しながら、たくさん写真を撮っていたそうです。
飼い主さんは先住猫3匹を怖がらないか心配していたそうですが、ラテちゃんはどの猫にも怯まず、かまってほしそうにしていたといいます。
庭の物置裏で見つかったラテちゃん
まだへその緒がついていた保護当時のラテちゃん。
@ru_le_ro_la_chi
ラテちゃんとの出会いは、飼い主さんの自宅の庭でした。物置の裏からか弱い鳴き声が聞こえ、探してみると、そこには生後2日ほどと思われるラテちゃんがいたといいます。
しばらくそのまま様子を見ていたものの、親猫は迎えに来なかったそう。か弱い鳴き声が心配になり、飼い主さんはラテちゃんを保護しました。
飼い主さんに抱かれるラテちゃん。
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当時、飼い主さんの家ではすでに3匹の猫が暮らしていたため、ラテちゃんをそのまま家族に迎えるかどうかは悩んだそうです。
それでも、お世話を続けるうちに気持ちが固まり、ラテちゃんも家族の一員になったのでした。
弱々しかった子猫がやんちゃなコに
保護した当初は、弱々しいラテちゃんを前に「どう生かすか」を必死に考えていたという飼い主さん。動物病院へ連れて行ったり、夜中も何度も起きてミルクを与えたりしながら、お世話を続けました。
生後4カ月になった現在は、「元気すぎて困るくらいやんちゃ」に成長しています。
「警戒心ゼロ」の寝姿がラテちゃんらしさ
飼い主さんがラテちゃんらしさを感じるのが、無防備な寝姿だといいます。ほかの先住猫たちとは違い、普段から「警戒心ゼロ」でヘソ天になって爆睡しているのだとか。
一方で、少し怖がりな一面もあり、高いテーブルなどに登ろうとするときは、“タメ”が長いそうです。
ドーナツのようなしっぽのラテちゃん。
@ru_le_ro_la_chi
また、ドーナツのようにくるんと丸まったしっぽも、ラテちゃんの特徴のひとつ。短い鍵しっぽとは少し違う形だそうで、飼い主さんも「珍しく感じる」と話しています。
大好きな先輩猫にはぴったりくっつく
保護してすぐのころ、ロンくんにぴったりくっつくラテちゃん。
@ru_le_ro_la_chi
当初、飼い主さんはラテちゃんが先住猫たちを怖がらないか心配していたそうですが、今では一緒に大運動会をしたり、じゃれ合ったりしながら楽しく過ごしているといいます。
なかでも、ラテちゃんがとくに大好きなのがロンくん(取材時2才)です。ロンくんも元野良の保護猫で、ラテちゃんを保護した当初、先住猫たちの中でいちばんに受け入れてくれたのだそう。
成長した現在も、くっついて眠るラテちゃんとロンくん。
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ロンくんがどんなに狭い場所にいても、ラテちゃんのほうからくっつきに行くといいます。一方のロンくんも、ラテちゃんを保護した直後からずっと気にかけ、面倒を見てくれているそうです。
ラテちゃんへの思い
保護した当初から現在まで、ラテちゃんを大切に育ててきた飼い主さん。これまでの日々を振り返りながら、今の思いを語ってくれました。
飼い主さん:
「ラテをお迎えしてしばらくして、自分の妊娠が判明しました。実は、妊娠を諦めようか悩んでいた時期にラテを保護したんです。
数時間おきにミルクをあげるなど、人間の赤ちゃんと同じように育てるなかで、『ラテを赤ちゃんの代わりにちゃんと育て上げよう』と思っていました。
そんなときに妊娠がわかったので驚きました。ラテが赤ちゃんを連れてきてくれたのかなと感じています」
ラテちゃんは今もすくすくと成長中。飼い主さんは、「自分の子どもが生まれるころには、やんちゃ具合が落ち着いてくれるといいな」とも話していました。
写真提供・取材協力/
@ru_le_ro_la_chiさん/X(旧Twitter)
取材・文/二宮ねこむ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2026年9月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。