猫が好き
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小屋で4匹の子猫を産んだ野良の母猫 保護から7年、「心を許した現在の姿」にグッとくる!
当時、すでに愛犬4頭と愛猫1匹と暮らしていた飼い主さんは、時々見かける人馴れしていない野良猫のくーちゃんを保護することは考えていなかったといいます。
しかし、「避妊手術をしないとまた子猫が産まれてしまう」と考え、NPO法人の協力のもと手術後にリリースするつもりで一時的に保護することにしたのだそうです。
家族として迎え入れたきっかけ
子猫も当初は手放す予定でしたが、一緒に暮らす中で愛着が湧くように。子猫とくーちゃんが再会して喜んでいる様子を見て「引き離したくない」と思い、また過酷な野良生活を送らせることに飼い主さんが耐えられなくなったため、そのまま家族に迎えることにしたのでした。
くーちゃんが産んだ4匹の子猫のうち、2匹は保護することができましたが、残りの2匹は行方不明のまま。飼い主さんは「7年経ってもつらいです」と、当時を振り返ります。
推定9才、現在のくーちゃんの様子は……
暮らし始めた当初は人にも犬にも怯えていましたが、愛犬たちが優しかったことや、先住猫や子猫、後に保護した猫たちと仲良くなり、だんだんと人にも心をひらいてくれるようになったそうです。
今ではナデナデとブラッシングが大好きな、“甘えん坊のおしゃべり猫”になりました。
くーちゃんは優しく頼もしい“お姉さん”の一面も
また、昨年新たに家族として加わった子猫の遊び相手にもなり、毎晩走り回っているというくーちゃん。頼もしい“お姉さん”としての一面も見られるようです。
「床に座っていると、いつのまにか私にくっついてお腹を見せて寝転んでいます」と、飼い主さんにデレデレのようです。
「出会えて本当によかった」と感謝
飼い主さん:
「くーちゃんと出会えて本当によかったと思います。くーちゃんがいなければ、懐かない野良猫と暮らす苦労を知らなかったし、それを受け入れる大らかさも得られませんでした」
くーちゃんが懐かなくて心が折れそうだった時期に支えてくれた周囲の優しい方々にも、感謝しているといいます。
取材・文/二宮ねこむ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年7月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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