隣家の軒下に住み、庭に遊びに来ていた子猫を保護→2年後のおなか丸出しで眠る姿にほっこり

無防備におなかを出して眠る姿にほっこりする。

こちらの猫は、X（旧Twitter）ユーザー＠maru_mike_さんの愛猫・みけちゃん（取材当時5才）です。部屋に暖房を入れると、みけちゃんがこのポーズで寝転がっていたのだとか。
安心したような寝姿に癒やされますが、飼い主さんによるとみけちゃんは2年前まで屋外で暮らしていた元野良猫だといいます。

庭へ遊びに来ていた野良子猫を家族に！

飼い主さんによると、みけちゃんとの出会いは5年ほど前のこと。

飼い主さん：
「うちの庭へ遊びに来る子猫がいました。天気がいい日に遊びに来て、草木や落ち葉などに戯れていた子猫がみけです。家族と『今日もみけがいるね～』などと話していたことから、“みけ”と呼ぶようになっていました。
みけは母猫と一緒に隣家の軒下に住みついている野良猫で、近所の人たちも見守っていました」

そんなみけちゃんとの関係が変わったのは、今から2年前だといいます。

飼い主さん：
「『猫の排せつ物により迷惑をかけられている』と相談をもちかけられたことから、みけをうちのコに迎えることにしました。その頃には母猫の姿を見かけなくなっていたので、母猫は天国へ旅立っていたのかもしれません」

そんなみけちゃんの現在の様子について、飼い主さんにお話を伺いました。

2年たった現在は甘えん坊な性格に！

飼い主さんにみけちゃんの性格を伺うと、次のように教えてくださいました。

飼い主さん：
「みけはとても臆病です。迎え入れから1年くらいはチャイムの音にもおびえ、チャイムが聞こえるたびに猛ダッシュで奥の部屋へ逃げていました。物置のちょっとしたスペースの奥へ潜り込んで、しばらく出てこなくなるのです。
今でも来客があると、帰るまで立てこもっています。

ですが、私と主人の前では甘えん坊です。どこへ行くにもついてきて、トイレやお風呂に行くときも前で待っています。最近は引き戸の開け方を覚えたので、開けてついてくることもあります」

家族を癒やしてくれたみけちゃんに、幸せになってほしい

この2年間で変化したのは、みけちゃんとの関係だけではないといいます。

飼い主さん：
「みけを迎え入れたことで家族の会話が増えました。私たち夫婦の会話はもちろん、猫好きな義母もみけに会いに来て『癒やされる』と喜んでくれています」

そんなみけちゃんに対する思いを飼い主さんにお聞きしました。

飼い主さん：
「とにかく健康で長生きしてほしいです。たくさん遊んであげたいし、おいしい食べ物も知ってほしいです。このコが幸せと感じることをしてあげたい。毎日、みけをなでながら大好きだということを伝えています。
野良猫時代によく走り回る姿を見ていたので家の中は退屈だと思いますが、『うちに来てよかった』と思ってもらえるよう最善を尽くします」

この5年間でみけちゃんの暮らす環境は大きく変わりました。ですが現在は、飼い主さんの家で幸せに暮らしていることがわかりました。

写真提供・取材協力／＠maru_mike_さん／X（旧Twitter）
取材・文／小崎華
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年11月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。