猫が好き
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友人から送られてきた保護子猫の写真を見て「運命を感じた」 家族に迎えて7年、「信頼しあえている自信」を実感
2016年の夏、友人に「今日実家に新しく来たコの写真を見て!」と大吉くんの写真を見せてもらったのが、すべての始まりだったといいます。
大吉くんとの出会いや現在の暮らしの様子について、飼い主さんに詳しくお話を聞きました。
大吉くんとの出会い
大吉くんたちを見つけて保護してくれた人は、事情があったのか受け入れができなかったようで、保護猫ボランティアさんのネットワークを通じて預け先が決定することに。それが、ミルクボランティアなどの活動をしている友人の実家だったそうです。
動物が好きで、幼い頃から「犬や猫と一緒に暮らしたい」という思いをずっと抱いていた飼い主さん。そんな飼い主さんのもとに、友人から大吉くんの写真が送られてきたのでした。
「大吉の写真を見た瞬間に運命的なものを感じたんです。とくに大きな美しい大吉の眼力に惹かれ、『私がこのコを責任を持ってお世話します!』と申し出ていました。
迎え入れる準備が整った2016年9月22日、新幹線で大吉を迎えに行き、生後2カ月の小さな大吉に対面できたときには感無量で大吉を抱きしめていました。
大吉は私が抱っこをすると、ピャーピャー鳴いて体をよじ登ってきて、首や顔を嗅いでなめて、『あなたがぼくの新しいお母さんなの?』と確認していて。その様子がいまでも印象に残っています」
ここから、飼い主さんと大吉くんの暮らしが始まったのでした。
大吉くんは、優しくて甘えん坊なコに成長!
飼い主さんの帰宅時には毎回お出迎えをしてくれて、飼い主さんの鼻の頭をなめたり、顔を擦りつけたりと、まるで労うかのようなしぐさをするのだとか。大吉くんの優しさあふれる行動について、飼い主さんは「疲れて帰宅しても大吉のお出迎えを見ると、疲れが吹き飛びます」と話しています。
また、飼い主さんが風邪をひいたときなどは遊びの要求が減ったり、添い寝をしてくれたりなど、気を遣ってくれるかのような行動も見せるそうです。
「近寄ったりなでたりすると、大吉はすぐにゴロゴロ言って顔を擦りつけてきます。寝るときももちろんくっついて寝ますし、私が家を出る前は『行かにゃいで』と言わんばかりに私の足首をぎゅっと掴んできます。そんな姿が愛おしいです」
大吉くんとの暮らしで印象に残っていることが
「獣医師さんと相談しながら何種類ものフードを試し、お水をよく飲んでもらう工夫をし、現在は再発せずに元気でいてくれています。
お水に関しては温度と場所で飲み方が変わり、大吉の場合はぬるいお湯にすることと、3箇所の水飲み場を作って高さや容器も変えたことで、お水をよく飲んでくれるようになりました。あれこれ試して大吉の好みがわかったときは本当に嬉しかったですね」
一緒に過ごすなかで大吉くんのことを理解し、「お互いが信頼しあっていると自信を持って言えるようになった」と話しています。
大吉くんとの出会いを振り返り、いま思うことは
「毎日やっていることですが、これからも大吉にたくさん『ありがとう!』と『大好きよ!』を伝え続けていきたいです。
大吉がどのように感じているかは大吉にしかわかりませんが、大吉が天に還るときまで、ずっと愛を送り続けようと思っています」
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