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道路に落ちていた“黒い物体”に近づくと生後間もない子猫だった!「生きていてよかった」突然始まった猫との暮らしも5年目に

では、どのような状況でロンくんは保護されたのでしょうか。保護当時の状況について伺うと、飼い主さんは次のように振り返ってくれました。
ロンくんを保護したときの状況

「車通りの少ない車道を走っていたところ、道の真ん中に“黒い物体”が落ちているのを発見しました。『鳥だったら道路脇に逃がしてあげよう』と思い、一旦近くに車を停めて確認しに行ったところ、“黒い物体”は鳥ではなく、生後間もない子猫であることに気が付きました。
子猫は道路にはいつくばった状態で動けず、ただひたすら鳴いていたので、近くに親猫がいないか確認したあと保護し、そのまま動物病院へ連れて行くことに。動物病院では、『親猫が場所を移動する際に忘れていってしまったのだろう』と言われました」
突然始まった猫のいる暮らし

飼い主さん:
「猫と暮らした経験がなかったので知識がなく、不注意で誤飲トラブルを起こし、夜間の動物病院に駆け込んだこともありました。以後、猫が誤って口にしてしまいそうなものは、猫の手の届かないところに片づけるように徹底しています」
成長後のロンくんの様子

飼い主さん:
「以前は警戒心が強く、知らない人に怯えていましたが、最近は大人の親戚や業者の人が来てもあまり怯えることはなくなりました。
ただ、小学校低学年と幼稚園児の親戚の子どもにだけは、いまだに警戒して隠れてしまいます。おそらく、子どもとふれあう機会がなかったため、子どもは“未知の生き物”だと思っているようです」

「また、子猫の頃に何気なく『オテ』『オカワリ』『ハイタッチ』を教えたのですが、それをすぐに覚えてくれて、今では手を差し出すだけでやってくれるんです。賢いですよね」
取材・文/長谷部サチ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年2月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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