猫が好き
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山の中で出会った小さな子猫を保護→9年の月日を共にし、「我が家には欠かせない大事な大事な娘」に

当時のチビちゃんは「目に映るものすべてに興味津々の様子だった」といい、段ボールハウスから出たくてニャーニャー鳴いていたのだとか。段ボールハウスから出してあげると、「チーちゃんの“小さな大冒険”が始まった」といいます。
「毎日家族がいる時間はハウスの外に出してあげて、うろちょろ動き回っては疲れて休んで寝る、みたいな日々を過ごしていました(笑)
そんなチーちゃんを見て、『我が家の一員になった以上は、必ず幸せな猫生を過ごしてもらえるように全力を尽くそう』って心の中で誓いました」
チビちゃんは、飼い主さんが保護したコだった

一日の仕事を終えて会社への帰り支度をしていたときに、遠くから微かに猫の鳴き声が聞こえた気がしたそう。気のせいかと思いながら引き続き支度をしていたところ、やはり鳴き声が聞こえたのだそうです。

すると、足元にあった水の流れていない水路の中から、子猫がひょっこり現れたのだとか。それがチビちゃんだったといいます。
「私の足元にやってきたちーちゃんは、服をしっかり掴んで足を駆け上がってきたんです。抱っこをしながら、周りに母猫やきょうだい猫がいないか探しましたが、見つからず……。
どうしようか悩みましたが、次の日はたしか大雨予報。このままこのコを残して帰ることなんてできず、無意識に『おい、一緒に帰るか?』という言葉が出ていました」

「ちょうど子どもたちが『猫を飼いたい』なんてことをよく言っていたので、『これは神様からのプレゼントだったのかな』と思うことも。我が家に任された命だから、必ず幸せにしようってみんなで共有しました」
チビちゃんは9才に! 家族のことが大好きなコに成長

飼い主さんはチビちゃんを見ていて、「我が家のふたりの子どもたちと一緒に、幼稚園〜高校まで成長しているような感じに見える」といいます。

日常では、こんな愛らしい姿が見られるそうです。
「私が仕事から帰ると車の音で気がつき、必ずドアのところまで来て待っていてくれます。そして、ニャーニャーお出迎え。足元で体をスリスリしながら一緒に歩いてくれます。ソファに座ると必ず胸のところに乗ってきて、爆睡しています(笑)
休日に出かける支度をしていると察知するみたいで、着替えの邪魔をしようと肩のところに飛び乗ってくるなど、あの手この手で阻止しようと頑張ってきて。離れるのがつらいです」

2匹の愛猫たちは「我が家には欠かせない大事な大事な娘たち」

「2匹は楽しいときや嬉しいとき、悲しいときやつらいときもいつもそばにいて癒してくれる、大事な存在です。2匹が来てから家族がより団結したようにも感じます。
娘は我が家を離れて今はひとり暮らしをしていますが、家に帰って来たときには必ず最初にチーちゃん&ムーちゃんに抱きついています。そんな姿を見て、『チーちゃん&ムーちゃんが我が家に来てくれて本当によかったなー』ってつくづく感じています」
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年4月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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