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ハウス拒否の理由は…?猫のドヤ顔に困惑する預かり犬モナさん【連載】交通事故にあった猫を拾いました#216
ある日、交通事故にあった猫(凶暴)を迎え、一緒に暮らすことになりました。
一時期は安楽死とまで言われた猫様でしたが、気合と根性で見事に復活。
しかし後遺症が残り、野良猫として生きていくことができなくなった、たまちゃん。
そんな猫様をサポートをしていきたい人間と、人の手なんか借りたくない猫様のお話です。
預かりっ子モナさんのトレーニングは優秀!
我が家では一時預かりをする場合、人に慣れてもらうことはもちろんですが、家庭犬として必要なしつけトレーニングもある程度覚えてもらっています。
そして、このモナさん…すごく優秀!!
『ハウス』は特に覚えてくれたのが早く、どんな時でも『ハウス』の言葉でクレートに入ってくれるモナさん。賢い!
ハウスの指示に慣れていると、災害時や病院、移動の時も負担なくクレートで過ごせるので、犬も人もどちらも助かりますよね。
「ハウス」しつけが日常になったある日、いつも通り、外出する前にモナさんにハウスをお願いしたら…
あれれ?まさかのハウス拒否??
何度も誘導しても、断固として入らない。
ええー、いきなり反抗期でもきたのか?(わんこにもあるんです!)
そんなことがふと頭をよぎりましたが、モナの様子が明らかにおかしい。
『入りたくない!』というよりも、『入れなくて困ってる』みたいな表情でチラチラと私を見つめて訴えるモナさん。
一体何が起こっているんだろう?
おかーさんも困惑しつつ、モナのクレートの中を確認したら…
ハウスに入れない!? 中を確認してみると…
そこには、我が物顔で堂々と占拠していたたまちゃんが!
なんかドヤ顔まで披露してくれてるし。
え、どうして入っているの?
これまでそんなこと無かったのに、なぜこのタイミング…?
思わずツッコんでしまったおかーさん。
猫も『ハウス』を覚える時代が来たのでしょうか。(笑)
しかし、ここはモナさんの場所!
モナさんのトレーニング中なので、たまちゃんには丁重に退いてもらいました。
理不尽な移動にたまちゃんはオコでした。
たまちゃん本日の一言
tamtam プロフィール
2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。
instagram:@tamtam__111
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