猫が好き
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保護猫カフェで「兄妹猫」と運命の出会い 家にお迎えすると「拝みたくなる気持ち」にさせる守り神に?
「我が家の守り神」と投稿された写真には、キッチンの仕切り板の前に座るレモンちゃんとソーダくんの姿が写っています。左右対称に座ってカメラに視線を向ける姿は、まるで神社の狛犬みたい?
2匹のこの光景について、飼い主さんはこんなふうに話しています。
「2匹は兄妹猫で、よくこの場所で一緒に座ってます。いつもキレイに向かい合って座っていることが多いです。この姿を見ると狛犬のように見え、なぜか拝みたくなる気持ちになります」
出会いは保護猫カフェ
落胆していた飼い主さん夫婦でしたが、そのときに足元をずっとスリスリして夫婦のもとから離れなかった子猫がいたのだそう。それが、当時生後3カ月のレモンちゃんでした。
この日、猫を迎え入れるつもりで保護猫カフェに来たわけではなかったものの、レモンちゃんに「私を連れて行って」と言われているような気がしたこと、その場にたまたまレモンちゃんを保護した方もいたことに、飼い主さんはなにか運命的なものを感じたのだとか。
保護した方から、「このコは愛想もいいし人懐っこいから、すぐずっとのおうちが見つかると思います。決めるなら今ですよ」と後押しされ、レモンちゃんを迎え入れようと気持ちが動いたのだそうです。
レモンちゃんとソーダくんは6兄妹だったのですが、生後間もない頃に段ボールに入れて捨てられていた過去がありました。兄妹6匹のうち、レモンちゃんとソーダくん以外はすでに引き取り手が見つかり、保護猫カフェを卒業したのだそうです。
「一瞬悩みましたが、『どうせ1匹も2匹も変わらない。むしろ幸せ2倍だ!』とポジティブに考えて、2匹を引き取ることになりました」
2匹はどんなコ?
レモンちゃんは穏やかな性格で、体型もスラッとしていてあまり鳴かないコなのだそう。しかし、ソーダくんには当たりが強く、喧嘩になると「一方的に叩きのめしています」とのこと。
あまりにもうるさいため、レモンちゃんに猫パンチされておとなしくなることがしばしばあるそうです。
「2匹は兄妹なので仲はいいのですが、オスとメスなのでオスのソーダはいつも偉そうにしてます。ただ、態度だけ偉そうにしているだけで、実際にはレモンが主導権を握っているようです」
これからも成長を見守りたい
家族の一員として大切に育ててきた愛猫たちへ、飼い主さんはどのような思いを抱いているのでしょうか。今の気持ちを聞きました。
「このコたちは生まれてすぐ捨てられていたので、親猫の愛情を受けていません。親猫の代わりに目一杯愛情を注いであげようという気持ちです。
うちに来てよかったと思ってもらえるように、これからもこの2匹の成長を見守っていきたいと思います」
取材・文/二宮ねこむ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年7月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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