猫が好き
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擁壁の水抜き穴の中にいた子猫を保護 「奇跡の出会い」が、飼い主の悲しみを癒すことに
「どこからか『ミャーミャー』という子猫の声が聞こえたので声のするほうを探してみると、なんと擁壁の水抜き穴の中に子猫がいたんです」
通りすがりの人が「これ使ってください」と渡してくれたおやつの「ちゅ〜る」も使い、朝から夕方までかかってやっと子猫を助け出すことに成功したといいます。
「私たち夫婦は子育ても終わり、愛犬・ゆきとのんびり過ごしていましたが、ゆきが18年2カ月で天国へ旅立ちました。別れから8カ月が過ぎていましたが、私は毎日泣いていました。
猫なんて飼ったこともないし、何の知識もない私たちでしたが、主人の『飼おう』という一言で、気がついたらホームセンターで思いつく猫の物をあれこれと買っていたんです」
はるちゃんをお迎えしたあと、驚きの出来事が!
はるちゃんのおかげで、笑顔を取り戻した飼い主さん。お迎えしてからの日々について聞くと、驚いた出来事があったと振り返ります。
「一番最初に病院で診てもらったときに、はるは『男のコ』と診断されていましたが、去勢手術の前の検査に行ったときに、『女のコ』だったことが判明したんです(笑)
『去勢手術』→『避妊手術』へ。『はるくん』→『はるちゃん』へと変わりました」
一気に家族が増えて、飼い主さんの家はにぎやかになったようです。
はるちゃんはどんなコに成長した?
そんなはるちゃんは子猫時代からおりこうさんだそうで、手のかからないコだといいます。
「はるはトイレのしつけなどを教えなくても、きちんとしてくれました。どちらかというと、妹猫の“こと”がやんちゃでいたずらっ子なので、はるはいつもことを見守っているお姉さんのような存在です。
でも、時間に正確なコなので、ごはんの時間はきっちり守らないと大騒ぎして大変ですね(笑)」
「2匹との出会いに感謝」
「2匹と出会えたことは奇跡的で、このコたちのおかげで愛犬・ゆきとの別れを乗り越えられたんだと思います。2匹のおかげで猫の可愛さを知ることができましたし、出会いに本当に感謝しています。
これからも健康管理に注意しながら、このコたちが少しでも長生きできるようにサポートして、にゃんこ生活を楽しみたいと思っています」
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