『ねこのきもち』読者の皆さんにアンケート!結果は…
「ねこのきもち」2017年8月号『愛猫はYES or NO?ニャ論調査2017 #2フード編』から、「愛猫にどんなフードを与えている?」のアンケート結果をご紹介します。まずは「ねこのきもち」読者の皆さんが、愛猫にどんなフードを与えているのかを教えてもらいましょう。モノカどうぶつ病院院長、小林清佳先生のコメントも添えてご紹介します。
ドライフードのみ与えている飼い主さんは70%以上!
「与えているのはドライフードのみ?」という質問で、YESと答えた飼い主さんは73.8%、NOと答えた飼い主さんは26.2%でした。7割以上の飼い主さんが愛猫にはドライフードのみ与えており、NOと回答した飼い主さんのうち、「ドライ、ウエット両方を与えている」のが23.7%、「ウエットフードのみ与えている」のが2.5%という結果でした。あなたは愛猫にどんなフードを与えていますか?
【監修コメント】
ドライフードには、「管理がラク」「種類が豊富」「歯石が付きにくい」などのメリットがあります。一方、ウエットフードには「水分量が多い」「満腹感が得られやすい」「嗜好性が高い」などのメリットが。病気や災害時に備えて、いろいろな種類、タイプのフードを食べられるようにしておくのが理想です。
おやつを与えている飼い主さんは80%以上!
「おやつを与えている?」という質問には、YESと答えた飼い主さんが82.5%、NOと答えた飼い主さんは17.5%でした。愛猫におやつを与えている飼い主さんは8割以上にのぼり、圧倒的多数です。ほとんどの飼い主さんは、主食とは別に何らかのおやつを用意していました。おやつを与える際には、1日分の総給与量に注意して与えましょうね。
【監修コメント】
おやつには市販の猫用おやつの他、味付けしていない肉や魚も利用できます。ただし、魚は加熱をした方がベターです。愛猫の健康管理ため、ダラダラ与えるのではなく、お手入れ後のごほうびとして少量与えるといった方がよいでしょう。また、イライラ気分や興奮を落ち着かせるためにも、おやつは有効です。
人の食べ物を与えている飼い主さんは少数!
「人の食べ物を与えている?」という質問では、YESと答えた飼い主さんは21.3%、NOと答えた飼い主さんは78.7%でした。人の食べ物を与えている飼い主さんは少なく、一昔前に比べて「猫には猫用の食べ物」という意識が定着してきているようです。
【監修コメント】
猫が好みやすい人用のかつお節やにぼし、かまぼこなどは塩分が高く、猫の腎臓や心臓に負担をかけるので控えたほうがいいでしょう。また、チョコレートやネギ類などは中毒などを引き起こすので絶対に与えてはいけません。どうしても人の食べ物を与えたいときは、味付けしていない肉や魚を、フードの1割以内を目安に少量与えるだけにしましょう。
愛猫家が増えた昨今、猫用のフードやおやつは、種類もタイプも豊富にそろうようになってきました。愛猫の健康管理のためにも、今一度、愛猫が食べるものを見直してみるのもいいのではないでしょうか?
参考/「ねこのきもち」2017年8月号『愛猫はYES or NO?ニャ論調査2017 #2フード編』(監修:モノカどうぶつ病院院長 小林清佳先生)
文/HONTAKA
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。