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般若のような顔に豹変、急にフリーズ状態に…愛猫に起こった怖い出来事の真相は

見つめる猫
まいにちのねこのきもちアプリ投稿写真より
猫にとっては当たり前の行動でも、飼い主さんから見たら「怖い!」と思ってしまうようなこと……ありませんか?

今回は、「ねこのきもち」に読者の方から寄せられた、とっておきの怖〜い話を紹介! 哺乳類学者の今泉忠明先生に、そのときの猫の状態を解説してもらいました。

※記事の中盤に、閲覧注意の写真があります。見たくない方はご注意ください。

愛猫がフリーズ状態に……金縛り?

フリーズする猫
「夜中にふと目を覚まして電気をつけたら、真横から私をのぞき込んでフリーズしている愛猫。名前を呼んでも無反応で心配になりました。

目を開けた途端、愛猫の顔のドアップに驚き、さらに愛猫が動かないことに驚き……。しばらく無反応だったので撮影もできました。金縛りだったのかも?」

<徳島県 宮田真妃さん(クロッペくん オス・1才)>

怖~い話の真相→飼い主さんの様子を見ていただけ

猫の目は暗闇でもよく見えます。寝ている飼い主さんを見ていたのでしょう。さらに、飼い主さんが起きた際、ふだんと異なる様子だったのでじっくり観察していたのでは?


愛猫が般若のような顔に豹変! 視線の先には……

鳴く猫
「窓辺でゆったりしていた愛猫が突然、歯をむき出しにして『カッ、カッ、カッ、カッ、カッ』と鳴き叫び、豹変。今までに見たことのない般若のような顔に驚愕しました。

ふだんはあまり鳴かない愛猫が急に大声を出すので、何が起こったのかと……。目線の先を見ると、大きな鳥が電線にとまっていました

<兵庫県 谷口智子さん(冬獅郎〈とうしろう〉くん オス・8才/ヒマラヤン)>

怖~い話の真相→獲物を見つけたのに、捕れずに葛藤!

猫は窓の外に鳥などの獲物を見つけたときに、小刻みな鳴き声を発することがあります。それは、捕りたいのに捕れない気持ちの表れ。

穏やかそうな猫も、じつはハンターなのです。

※下記に、閲覧注意の写真があります!!!




ウンチの中に白くて細長い物体が大量発生!

ウンチの中の回虫
保護した子猫のウンチに白く細長い物体が……。なんと、22匹もの回虫!

3年前の夏の夜、400gほどの小さな子猫を保護。動物病院で寄生虫駆除剤を処方されたものの、まさかこんなに出るとは思わず、絶叫しました」


<岩手県 佐藤佐智子さん(うにくん オス・3才)>

怖~い話の真相→ノラ猫の体内には、回虫がいる確率が大!

ノラ猫の半数以上が感染しているといわれる寄生虫が「回虫」。見た目がグロテスクで怖いだけでなく、子猫にとって大量の寄生虫は命取り。

駆除できて本当によかったです。

ここからは、愛猫の命にかかわる危険性の高いものを、注意の意味を込めて紹介します。

ケガの危険あり! 2階の吹き抜けから愛猫が落下……

「エリザベスカラーをつけていたとき、2階の吹き抜けから落ちてしまい青ざめました。

2階の手すりにのったものの、エリザベスカラーでバランスを崩して1階に落下。病院で診察してもらい何もなかったとはいえ、今でもその高さを見るとゾッとします」

<兵庫県 兜坂由香利さん (よもぎちゃん メス・11才)>

知らぬ間に「食べてはいけないもの」をペロリ……

台所で少し目を離した隙に、たまねぎを舐めていて寒気がしました。

『たまねぎ=猫は食べてはいけない』と知っていたので、背筋が凍りました。獣医師に相談したところ、舐めていた程度なら大丈夫だろうと言われて、ホッとしたのを覚えています」

<京都府 辻井久美子さん(シンバくん オス・9カ月/メインクーン)>

見上げる猫
まいにちのねこのきもちアプリ投稿写真より
猫の習性によって起こりうるものもあれば、回虫が寄生してしまって命の危険があるものまで……ドキッとするものがさまざまありましたね。

愛猫の命にかかわる怖いものは、飼い主さんが充分に注意してあげてくださいね!

参考/「ねこのきもち」2017年8月号『ドキッ! ビクッ! ゾゾ! 本当にあった猫の\ちょっと/怖~い話』
(監修:哺乳類学者、「ねこの博物館」館長、日本動物科学研究所所長 今泉忠明先生)
(イラスト:おぐちなおみ)
文/Honoka
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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