猫が好き
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時を経て、2匹のお外猫が運命の出会い。引き寄せられるように行き着いたのは、“あたたかすぎる場所”だった
突然お店に現れたのは、近所でも有名な苦労猫・ミーちゃん
でも、ある日から毎日サロンのスタッフが出勤するのを待ち、そのうちミーちゃんがお店に一番乗りするようになりました。
そんな生い立ちのミーちゃんですが、これまでいろんな人にかわいがられてきた経歴と社交性は、サロンの看板猫としては適任だったのです。
現れるべくして現れた? ちょっと人見知りな元お外の子猫・ぐーちゃん
それは、2017年の5月のことでした。サロンスタッフが裏庭で洗濯物を干していて、ふと目をやると……
「猫さんってそういう不思議なところがありますよね」と飼い主さんも振り返るように、お店の忙しさを察して来てくれたのでしょうか。
まさに、「現れるべくして現れた猫」だったのかもしれません。
先輩猫ミーちゃんが、後輩猫ぐーちゃんを新人研修!?
ミーちゃんは経験豊富なベテラン看板猫なので、接客もお手の物。お客さんの席まで挨拶に行くなど、まるで旅館の女将さんみたいなのだそうです。
シニア猫なので寝ていることも多いようですが、「お客さまに癒しを与える」という、看板猫として大事な職務を完璧に果たしています。
接客には慣れが必要だもんね。これから徐々に慣れていこう!
さて、気になるミーちゃんとぐーちゃんの関係性ですが、こんなお写真がありました。
12才差もある2匹なのですが、おっとりマイペースなミーちゃんはぐーちゃんのことをまったく相手にしていないそう。
でも、ぐーちゃんはミーちゃんのことが大好き! ミーちゃんのことをお母さんと思っているのかな?
2匹の凸凹コンビ感も、見ていて癒されてしまうのです♪
いまはいろんなことに興味津々で、お仕事どころではないのかもしれないですね!
ここからは、お店での勤務中の様子をちょこっとお届け♪
でも、「お湯加減、力加減のご要望は受け付けないのにゃ」と……なんとも猫らしい!
お仕事はこれからゆっくり学んでいくとして、無邪気な姿で見ている人を楽しませてくれるぐーちゃんは、サロンの「バラエティニャイドル」なんだって♡
サロンにとって、飼い主さんにとって、ミーちゃんとぐーちゃんの存在とは
サロンの店主でもある飼い主さんは、ミーちゃんとぐーちゃんのことをどう思っているのでしょう。お話を聞いてみると……
「ミーちゃんは仏様みたいな存在です。たまに拝みたくなるくらい(笑) ぐーちゃんは天真爛漫でお転婆なので、笑わせてもらってます。お客さまにもスタッフにとっても、2匹は癒しです」
このように話してくれました。
日々サロンに足を運び、スタッフさんたちの姿を見るうちに、「ここなら安心できるにゃ」と、ようやく居場所を見つけたのかもしれません。
時期は違えども、元お外猫だった2匹が同じようにサロンに引き寄せられ、いまでは一緒に看板猫を務めていることには、運命を感じます。
凸凹コンビの看板猫たちの様子は、ぜひ飼い主さんのInstagramを覗いてみてくださいね。
ミーちゃんとぐーちゃん、最高の看板猫コンビです!
取材・文/凜香
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