猫が好き
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好きな人ほど冷たくしちゃうの…イマドキ飼い猫のねじれたツンデレ行動とは?
飼い猫のツンデレ行動1:飼い主を「呼びつける」
でも、猫ちゃんの中には自分からは動かず、ひたすらその場で鳴き続ける…という子も。飼い主さんは、「鳴き声はするのに来ないなんて、何かあった!?」とあせって愛猫を探しますよね。でも、当の猫ちゃんはいつも通りで「さ、近う寄れ」くらいの態度に拍子抜けしたことはありませんか?
これは以前、たまたま鳴き続けた時に飼い主さんが駆けつけてくれたことがあって、それがうれしい記憶として猫ちゃんに残っているから。飼い主さんは「呼びつけられた」と感じるかもしれませんが、記憶力の良い猫ちゃん特有の「そばに来て〜」という甘え行動だと思えば、うれしいですよね。
飼い猫のツンデレ行動2:わざと「おもちゃを水飲みボウルに落とす」
飼い主さんの目を見ながら、「ほら、するよ、するよ!」とくわえたおもちゃをゆっくりと水飲みボウルに落とす様子を見ていると、偶然ではなく明らかに確信犯。飼い主さんを意識した行動と言えるでしょう。
これは、飼い主さんへの“かまってサイン”。以前、たまたま水飲みボウルにおもちゃが落ちた時、飼い主さんのリアクションがすごく面白くて猫ちゃんが覚えていたのでしょう。その時のうれしい気持ちを思い出したくて、繰り返ししているのだそう。
飼い猫のツンデレ行動3:帰った時「お迎えに来たり、来なかったり」
その違いはズバリ、“ただの猫の気まぐれ”なのだそう。飼い主さんの帰宅時におなかがすいていたり、たまたま起きていたらお迎えに行くけれど、特に何もない時は睡眠欲を優先させるようです。
飼い主よりも、自分の本能に忠実なところも、猫ちゃんの魅力のひとつ。「今日は、お迎えに来てくれるかな? どうかな?」と予想しながら帰宅するのも楽しいですよね。
出典・参考/「ねこのきもち」2018年5月号『イマドキ飼い猫の真実』
(監修/今泉忠明先生(哺乳動物学者。「ねこの博物館」館長、日本動物科学研究所所長)
文/ヤマモト トモミ
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
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